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高校入ってからずっとほぼ黒髪ロングを貫いて
前髪も長かったから
朝学校に行くのが何となく緊張する...
ママも裕太くんもめちゃくちゃ褒めてくれたけど
これ本当に大丈夫かな。
「えっ、くろ、ださん？」
『わっ、え、っと。
ま、つもと、さん？』
「っあー...、松村ね。」
『え、ごめんなさい！！』
「いいのよ？別に。喋った事ないしね？
それにしてもあなた雰囲気変わったね？」
森本くんたちの中にいたから
顔は覚えてたけど
名前があやふやだった松村くん。
最寄り駅同じだったんだ...。
『ちょっと気分転換したくって』
「なんだろう、ザ、かわいい！って感じになったね」
『えっ、あ、ありがとう、ございます』
勝手に同類陰キャかと思ったら
思ったことしっかり言えちゃうタイプなんだ...
「あっ、ほぼ初対面で馴れ馴れしいよね、ごめんね？」
『いや！えっと、ちがくって...その、』
「どうせ陰キャだと思ったけどよく喋るなって思ったんでしょ？？」
図星過ぎて言葉でないし、してやったりな顔してにやっとしてる松村くん。
結局、学校まで一緒に来たんだけど
まあ視線が凄い。
普通に話やすくてこの人もモテるって事忘れてたよ...
平和を取り戻したいっていう願いを込めた気分転換なのに
もうダメだ...やらかした。
「あなたすーごいね、視線。」
『え？私じゃなくない？』
「はあーー、、、なるほどね。
自覚ないわけだ。
ちなみに、俺普段こんな同性から見られないけど？？」
「おはよ、北斗。、ってえ、黒田さん？」
「こーちおはよ。」
玄関で会ったのは”こーちさん”
この雰囲気からして、まあきっとあの軍団さんか。
ぺこっとしたら、”おはよ”って言いながら笑ってくれて
多分、いや、絶対いい人だ。
「北斗が女の子と歩いてるからびびったわ」
「最寄りで会ってさ。
イメチェンに驚き過ぎて思わず声かけちゃったのよ」
「なるほどね〜。
雰囲気だいぶ変わったね、凄い似合う」
ふたりともさらっと褒めてくれるけど
内心すっごい恥ずかしいんだけど...
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ルナ(プロフ) - こんばんは。モリ。を見てからこちらの小説を初めて拝見させていただきました。昨年9月より更新があってないようですが、どんどん読み進めてしまい、楽しみになってます。お気に入りと更新通知ONにしたので気長に更新待ってますね。 (2023年1月12日 20時) (
レス) @page22 id: bf54e4697b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年9月22日 16時
