第13話 ページ15
(フエゴレオンside)
──────────────────────
「その髪色に加えてその家紋ときちゃ、お前ら、ヴァーミリオン家だなぁ?」
「貴様ら、何の用だ」
「へっへっへ、しがない魔導書コレクターよ。お貴族様の魔導書となりゃあ高値で売れるからなぁ」
「っな!!外道が!!!」
「無駄だぜェ、そんな炎魔法を出しても。確かに攻撃力は高いが、それなら他の奴が守ってくれるからなァ」
私と魔法をまだ使いこなせないレオの二人に対し、彼らは三人ほどのグループで行動していた。
連携もスムーズで、盗むのは今回の一度や二度ではないということが分かった。
「(まずい……魔力が無くなってきた…!!)」
「それそれそぉれ!!ほらほら、弟くんも守らねぇとよぉ!!!」
「ぐっ…!」
私とレオ、交互に攻撃を加えられ、私は真っ先にレオを守ることを優先させた。
そうすれば、疎かにされた私の体は当然傷付いていく。
ラッキーカラー
あずきいろ
89人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妖狐の巴衛(プロフ) - マルメロさん» わかりました。ありがとうございます! (2018年3月25日 15時) (レス) id: 2ff3e29f1d (このIDを非表示/違反報告)
マルメロ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» お早い返事、ありがとうございます。そちら“にわか”と読みます。俄(にわか)…物事の急に起こるさま。という意味です。ここでは突然で信じられない。といった意味で使っております。 (2018年3月25日 13時) (レス) id: dcb3f35ff0 (このIDを非表示/違反報告)
マルメロ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» (続けます)がありまして、披露宴では夢主とフエゴレオンさんは隣に座っている+新婦を嫌らしい目で見られて不快な気持ちになる+今の声はフエゴレオンさんだ。これらからフエゴレオンさんと表したものなのですが、分かりづらいものになっていたようならば訂正致します。 (2018年3月25日 13時) (レス) id: dcb3f35ff0 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐の巴衛(プロフ) - そうなんですね。ところで、「俄」なんとよむんですか? (2018年3月25日 13時) (レス) id: 2ff3e29f1d (このIDを非表示/違反報告)
マルメロ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» コメントありがとうございます。混乱させてしまったようで申し訳ありません。そちらのセリフはフエゴレオンさんのセリフとなっております。その直後に“隣で呟くように、小さく、あくまで陛下には聞こえないように囁かれたが、今の声はフエゴレオンさんだ。”という言葉 (2018年3月25日 13時) (レス) id: dcb3f35ff0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ