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第11話 ページ13

『…!!やっぱり、知っていたんですね』

「…出会った時からな。Aが細いことを言ったが、痩けた頬や腕などを見れば誰でも分かるだろう」

『そんなに、酷かったですか…?』

「…口に出すのも辛いほどだ」

『そんな…じゃあなんで、私と結婚しようと思えたんですか?』

「それは……」


態々厄介事を抱え込む必要はフエゴレオンさんにはない。

彼が優しいと言っても、私は足でまといにしかならなかっただろうし。

…思えば思うほど、婚約したのが謎に思えた。


「…君は、ある少年を救ったことを覚えていないか?」

『ある、少年?』

「あぁ、正確には私の弟、レオポルドのことだ」

『レオ?いえ、初対面だったように思いますが…』

「やはり、覚えていないか…。それでは、少しばかり昔の話を話そう」



何故だか、私の鼓動がどくんどくんと早く鳴っているのがやけに気になった。

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ラッキーカラー

あずきいろ


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妖狐の巴衛(プロフ) - マルメロさん» わかりました。ありがとうございます! (2018年3月25日 15時) (レス) id: 2ff3e29f1d (このIDを非表示/違反報告)
マルメロ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» お早い返事、ありがとうございます。そちら“にわか”と読みます。俄(にわか)…物事の急に起こるさま。という意味です。ここでは突然で信じられない。といった意味で使っております。 (2018年3月25日 13時) (レス) id: dcb3f35ff0 (このIDを非表示/違反報告)
マルメロ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» (続けます)がありまして、披露宴では夢主とフエゴレオンさんは隣に座っている+新婦を嫌らしい目で見られて不快な気持ちになる+今の声はフエゴレオンさんだ。これらからフエゴレオンさんと表したものなのですが、分かりづらいものになっていたようならば訂正致します。 (2018年3月25日 13時) (レス) id: dcb3f35ff0 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐の巴衛(プロフ) - そうなんですね。ところで、「俄」なんとよむんですか? (2018年3月25日 13時) (レス) id: 2ff3e29f1d (このIDを非表示/違反報告)
マルメロ(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» コメントありがとうございます。混乱させてしまったようで申し訳ありません。そちらのセリフはフエゴレオンさんのセリフとなっております。その直後に“隣で呟くように、小さく、あくまで陛下には聞こえないように囁かれたが、今の声はフエゴレオンさんだ。”という言葉 (2018年3月25日 13時) (レス) id: dcb3f35ff0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マルメロ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年3月6日 17時

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