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小島が大晴に全て話したのも、
リチャくんが大晴の好きにさせたいと思うのも、
みんな各々の気持ちがあるからで。
だとしたら私は、
大晴にここが居心地が悪いと思ってほしくない。
誠「A、どこ行くん？」
『大晴のこと探しに行く！』
誠「ちょい待ち！今は1人にしとき！」
家を飛び出そうとした私を誠也くんが止める。
なんで、と不満を込めた視線を送れば、
今まで見たことないくらい落ち着いていて、
お兄ちゃんのような優しい目で見られる。
誠「一番ぐちゃぐちゃになってる時や、1人で整理したいやろ。」
『でも…』
誠「大丈夫、もう大人やしそれでなくてもあいつは真面目やから、よっぽどなことはせぇへんて！」
『本当に？』
誠「どんだけムシャクシャしててなんか蹴りとばそうとしても、その前に壊れないか心配するタイプのやつやから 笑」
誠也くんにそう言われる大晴が簡単に想像できて、
なんだか肩の力が少し抜けた。
なんだか初めて最年長らしい姿を見た気がする。
そんなことを思うくらい今の誠也くんは心強い。
晶「…じゃあここは間をとって、とりあえずリビングで待つっていうのはどうですか？」
誠「ええやん！起きてたいやつはそうしよか！」
時間も時間やからな、と誠也くんが時計をさせば
もう日付が変わる頃になっていて。
そのまま待ちたい人は待つことになった。
といっても結局全員残ったのだけれど。
少ししてリチャくんが私を呼んだ。
リ「誰もいなくならん、お節介焼きばっかやな 笑」
『ごめんなさい、でも私は嬉しかったから…」
リ「あーちゃう、謝ってほしいわけやなくて。考えは人それぞれあってええと思うし。」
『うん、」
リ「ただ、あん時のこと嬉しいと思ってもらえたならそれはそれでやってよかったな〜って。
そんなん思ったら、結局俺もお節介焼くの好きなんやな、って気付いてな。」
「一緒におるうちにみんなのが移ったわ。笑」
と軽く笑うリチャくんと一緒に私も笑顔になる。
そうしてみんなリビングに残るも、
時間が経つにつれて眠そうな人が増えていく。
正「晶哉、明日も学校やろ？そろそろ寝んと…」
晶「そんなこと言って、正門くんが一番眠そうですよ…？」
正「…今朝早かったんよなぁ」
晶「僕も言うて早かったんですよね…」
結局そのままみんな寝落ちてしまい、
最終的に起きているのは小島と私の2人になった。
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ふぉんと(プロフ) - ぷりんさん» わ〜！とっても嬉しいです！ペースは良くないのですが、完走目指して頑張りますね！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (
レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» 小島いいキャラしてますよね笑笑 更新頑張ります!!!!!! (2020年3月3日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 初めまして。お話が面白すぎて一気に読んでしまいました！続きがとても気にまります〜！！更新されるのを楽しみに待っています！ (2020年2月27日 5時) (レス) id: 706c24fad1 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 小島!!最高笑更新待ってます!!!!!!! (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます！頑張りますね!!!!!! (2020年2月9日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2020年1月29日 22時
