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相談しよう、と思ったものの
小島との生活リズムが全く合わないまま
迎えた5月終盤。
バイト終わりに帰ってきたAハイツは
不穏な空気が漂っていた。
正「それほんまなん？」
誠「ほんまやって！絶対見間違いやない！」
リ「けど今日は大晴と出かけてるはずやろ？おかしいやん」
誠「やろ！？俺かておかしいって思ったけど、あれは絶対レイカちゃんやったと思うねん。」
誠也くんを中心に揉めるような雰囲気。
一番近くにいた晶哉くんに事情を聞けば、
レイカさんと知らない男が2人仲良く歩く姿を
誠也くんが目撃したという。
『え！？そんな…』
晶「けど今日ね？多分レイカさんの誕生日なんです。だから大晴くん昨日の夜から張り切ってたはずで、」
『そうなの！？…それはまた隣の部屋から？』
晶「そう、聞こえてきた。」
薄すぎる壁事情はひとまず置いておいて、
それが本当だとしたら
今頃大晴は何をしているのか。
そう思うと同時に嫌な予感がしてくる。
正「大晴がトイレ行ってる間に知り合いにあった…とか？」
リ「けど立ち止まって話してたわけやないやろ？見たのは歩いてる姿なんやから」
正「たしかに…でも待って、そしたら大晴は今1人ってことやんな？」
リ「それ、どれくらい前に見たん？」
誠「4、5時間くらい前…」
晶「普通にどっか寄り道してるだけ、とか？」
晶哉くんの言う通りだったらどれだけよいだろう。
しかしトイレでのあの話を聞いてしまってからでは
そうそう平和な話に思えず、
思い浮かぶのは良くないパターンばかり。
それをみんなに伝えるべきなのかどうか、
考えあぐねているうちに誰かが舌打ちをして。
その音のした方を振り向けば
それまでずっと黙っていた小島が
「…あのくそ女」と呟いた。
正「…どうしたん、小島」
小「…あいつ、大晴以外にも男おんねん。」
誠「はぁ！？それほんまに言っとるん？」
小「ああ、俺も知らん男とおるとこ見たわ。……」
小島はバイト中にあった出来事を
あくまで淡々と私たちに話した。
その冷静さが一層本気で怒っていることを感じさせる。
小島が話し終え、
みんなが顔を見合わせて黙り込んだそのとき。
タイミングがいいのか悪いのか、
大晴が「ただいま〜！」と帰ってきた。
大「あれ、みんな揃って何してるん？」
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ふぉんと(プロフ) - ぷりんさん» わ〜！とっても嬉しいです！ペースは良くないのですが、完走目指して頑張りますね！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (
レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» 小島いいキャラしてますよね笑笑 更新頑張ります!!!!!! (2020年3月3日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 初めまして。お話が面白すぎて一気に読んでしまいました！続きがとても気にまります〜！！更新されるのを楽しみに待っています！ (2020年2月27日 5時) (レス) id: 706c24fad1 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 小島!!最高笑更新待ってます!!!!!!! (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます！頑張りますね!!!!!! (2020年2月9日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2020年1月29日 22時
