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大「ぶへっくしょいぃ！！」
晶「うわ！ちょっと！！」
大「ごめん！今のはさすがにごめん！」
『風邪ひいた？』
大「元気なんやけどなぁ…」
朝っぱらからとてつもないくしゃみをする大晴。
手で覆うとかの対処が何もないから
隣の晶哉くんがもぉー！と怒っている。
大「なんやろ、花粉？」
『花粉症なの？』
大「いや特には。」
晶「適当やなぁ〜」
ていうか今日、2人とも早くない？
と晶哉くんに言われて大晴と顔を見合わせる。
大「俺は特別講義だからやけど、もしかして同じ？」
『え、同じやつ！大晴も取ってたんだ！』
大「まああれはみんな取るよな〜」
私たちが取っているのはいわゆる楽単。
どこか外部の偉い教授の話を3回くらい聞いて、
レポートを出せば済むやつ。
「それで単位もらえるん？大学生やば〜笑 」
と晶哉くんに馬鹿にされるけど、
取れるものは取っておいて損はない。
大「お前もあと2年後には絶対この気持ちなるで。」
晶「僕は計画的に単位とりますから！」
大「俺も最初はそう思ってたな〜(遠い目)」
晶「これが大学生のリアルや…いってきます。」
切ない顔で家を出る晶哉くんを見送る。
そのあと私たちもバラバラに家を出て、
大学から少し離れた講演会場に向かう。
一緒に授業をとってる友達と待ち合わせて、
真ん中よりちょっと後ろくらいの
いい感じの席に着いたところで講演が始まった。
小「なあ、ここあいてる？よな？」
そう言って小島が隣に来たのは
講義が始まって10分くらい経ってから。
そもそもこの授業取ってたのか。
取れるもんは取っといて損ないやろ。
と言われ同じ発想なことにちょっと複雑な気分。
だけどいつもなら来るなり伏せて寝だす小島が
今日は神妙な面持ちで講義を聞いている。
そんなに興味のある講義だったのか。
そんな風に思っていれば、
なぁ、と小声で話しかけられる。
小「大晴の彼女ってさ……」
『……うん？』
小「………。」
『え、なに？』
小「……性格悪そうよな。」
『は？…どうしたの急に』
急な悪口に戸惑うも、
性格の悪さが顔に滲み出とるわ、と
イライラした様子の小島。
いやいや、あなたと誠也くんが
一番デレデレしてたじゃん…
とは言えない雰囲気で。
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ふぉんと(プロフ) - ぷりんさん» わ〜！とっても嬉しいです！ペースは良くないのですが、完走目指して頑張りますね！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (
レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» 小島いいキャラしてますよね笑笑 更新頑張ります!!!!!! (2020年3月3日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 初めまして。お話が面白すぎて一気に読んでしまいました！続きがとても気にまります〜！！更新されるのを楽しみに待っています！ (2020年2月27日 5時) (レス) id: 706c24fad1 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 小島!!最高笑更新待ってます!!!!!!! (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます！頑張りますね!!!!!! (2020年2月9日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2020年1月29日 22時
