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side Taisei
俺には憧れの人がいる。
学科一の美人の藤倉レイカさん。
もう名前からして超絶美人やん。
いっつも綺麗で高そうな服きてて、
髪の毛は黒髪のストレート。
前髪かきあげるのがほんとに色っぽい。
大学入ってすぐに一目惚れして。
友達が親しくなったおかげで、
俺も同じグループになれた。
「大晴、なんか面白いことやって！」
『え！？えっと、えっと…豚足からの〜シャンプーハットー！！』
「なにそれやっば！ウケるんやけど！笑 」
ポジションは完全に友達枠だけど、
君が笑顔になるなら俺はなんだってしたる。
そんな風に思ってたら、
千載一遇のチャンスがやってきた。
3ヶ月前に付き合った彼氏とつい先日別れた。
そんな話を聞いて、俺はついに勇気を出した。
『レイカちゃん、俺じゃあかんかな？』
「え〜？なにが〜？」
初めてサシ飲みに誘って、
まあまあいい頃合いで切り出してみる。
弱みにつけ込んでるのも、
お酒の力借りてるのもわかってる。
けど、そうしないと何もできないくらい、
俺にとって彼女は憧れの存在だから。
『俺、実はずっとレイカちゃんのこと見ててん。最近のレイカちゃん、元気なくて…俺がそばで笑わせてあげたいな、って。』
「…大晴、」
『ほ、ほら俺！打率低めやけど持ちギャグ多いし！？それなりに楽しいと思うんよ！！』
「…ふふっ、そうやね。ええよ」
『なんならレイカちゃんのためだけのギャグ…って、ええよ！？』
まさかのOKの返事が返ってきて、
びっくりしすぎて立ち上がってしまった。
周りの席の人たちが
なんだなんだ、とこっちを向く。
あかん、やらかした…
と焦ってる俺を見て楽しそうに笑ってる彼女は、
酔っているからかほっぺたが少し赤い。
いつもは強めの美人だけど
雰囲気がほわぁんと優しくなっていて、
思わず『…かわい』と口に出てしまった。
「え〜？なんか言った？」
『可愛すぎる、って言いました…』
「んふふ、ありがとう〜」
『え！？ちょ、待って！』
すっかり上機嫌の彼女が俺に抱きつくという
ご褒美的な展開にテンパる。
隣の席のおっちゃんたちが
「いよっ、やるなぁ姉ちゃん！」
「おーおー、彼氏しっかりしぃや〜！」
と冷やかしてくる。
けどそれで本当に彼女は俺のものになったんだ、
という実感が湧いてきて。
あぁ、俺は世界一の幸せ者や…
とこの時本気で思った。
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ふぉんと(プロフ) - ぷりんさん» わ〜！とっても嬉しいです！ペースは良くないのですが、完走目指して頑張りますね！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (
レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» 小島いいキャラしてますよね笑笑 更新頑張ります!!!!!! (2020年3月3日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 初めまして。お話が面白すぎて一気に読んでしまいました！続きがとても気にまります〜！！更新されるのを楽しみに待っています！ (2020年2月27日 5時) (レス) id: 706c24fad1 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 小島!!最高笑更新待ってます!!!!!!! (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます！頑張りますね!!!!!! (2020年2月9日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2020年1月29日 22時
