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そこから聞いた話はなかなかだった。
末澤さんのバイトの同僚だったあの人は、
とにかく束縛のひどい人だったらしく。
別れてからもずっと末澤さんに固執して、
最近ではストーカーになりかけていたとか。
『なんでそんな人と付き合ったんですか？』
正「うーん、美人やったからなぁ…」
『…結局顔なんですね。最低。』
正「まあまあ、そう怒らんで笑 出会った時は普通にいい人な感じやったらしいし、単純に一途な子って思ってたんやろな。」
『そうですか…』
正「まあそんな感じの人やから、妊娠って言うのも嘘やと思う。」
『嘘！？』
正「別れて半年やろ？本当に妊娠してたら、それなりにお腹大きくなってるはずやからな。」
言われてみれば確かにそうだ。
さらに思い出せば、
10cmくらいのピンヒールも履いていた。
妊婦はまずそんな靴履かないだろう。
冷静に考えれば嘘だと気づけたのかもしれない。
そうなってくると末澤さんに悪いことをした。
勘違いしてビンタまで食らわせて…
正「わかってると思うけど、悪いことしたとか思わんでええねんで？」
『え……』
正「Aちゃんはなんも悪くないで。」
見透かすように言われて何も返せない私に
正門さんは優しく微笑んだ。
正「引っ越してきてすぐに嫌な思いしてしまったと思うけど…俺らはみんな、これからAちゃんとAハイツで楽しく過ごしたいな、って思ってるねん。
誠也くんのこと、許してとは言わんから話だけでも聞いてくれるかな？」
正門さんの言葉に小さく頷けば、
ありがとうな、と頭を撫でられて
それにまた心臓がドキッとした。
そんな私の動揺は、
「じゃあ下行こうか、」と立ち上がった
正門さんには気付かれていないようだ。
正「ていうか、敬語やなくてええよ？」
『あ、はい…じゃなくて、うん、？』
正「ははっ、それはそれで不自然やな」
『いきなりは難しいです、かも…』
正「日本語おかしなっとるで 笑」
笑ってる正門さんの後ろについて階段を降りると、
リビングの電気が消えていた。
あれ、誰もいないの？
じゃあなんで降りてきたんだろう…
不思議に思って正門さんを見れば、
「入らんの？」とニコニコしているので
よくわからないままドアを開けると…
パンパンパンっ
『わあっ！！』
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ふぉんと(プロフ) - ぷりんさん» わ〜！とっても嬉しいです！ペースは良くないのですが、完走目指して頑張りますね！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (
レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» 小島いいキャラしてますよね笑笑 更新頑張ります!!!!!! (2020年3月3日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 初めまして。お話が面白すぎて一気に読んでしまいました！続きがとても気にまります〜！！更新されるのを楽しみに待っています！ (2020年2月27日 5時) (レス) id: 706c24fad1 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 小島!!最高笑更新待ってます!!!!!!! (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます！頑張りますね!!!!!! (2020年2月9日 22時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2020年1月29日 22時
