２５話 ページ26
遂に来た中間テスト。
うちの学校はテストを二日に分けて行う。午前で帰れるから嫌いじゃないな。
今日は数学、理科、社会だとよ。
アタシは数学が苦手だから幸先が悪いな。方程式とかイミフだし...
りんに教えて貰ったからどうにかなるかな、多分。
「席につけーテスト配るぞー」
そして一時間目は数学。苦手な教科が最初ってビミョーだなぁ...
どっちにせよやんなくちゃいけないのは知ってるけどさ。
「やばいよ...」
「うちもう死んだ...」
中学生の不人気教科数学なので皆のテンションはダダ下がり。
アタシも嫌いだから良くわかるわ。
「名前書け〜。チャイムが鳴ったらテスト開始だぞ〜」
チャイムまで後50秒、30秒、...
あーヤダヤダ。数えてるだけで嫌になるよ。
チャイムまで5、4、3、2、1...鳴った。
「始めろ〜」
先生の合図がかかった。
ガヤガヤとしていた教室は一瞬で静まり返り、咳一つすら許さないような重たい空気になった。
えーと、移項して割って...ホントこれ嫌い。
まだ図形問題の方がマシだよ...
一通り解き終え、分からないところは面倒臭いのでスルーした。
んー...やること無いな。寝よ...
「見直しとけよ」
残り5分、先生がそう言う。
アタシはその声で目を覚まし、再度テスト用紙に向き合う。
うーん...7割は解けたから上出来かな。
「ペンを置けー！テストは番号順に回収する。学級委員出て来い！」
「はーい...」
テスト終了。後は理科と社会か。
単語覚えるだけで良かったから多分いけるっしょ。
「まず一日目が終わった。皆、お疲れ様！」
てなわけで特に何の出来事もなく一日目が終わった。
暗記は得意なんだよこれでも。
次の日も同じく、テスト日。
英語のスペルを忘れかけていたけど数学ほど酷いわけでもなかった。国語も同じ。
「二日間のテスト、お疲れ様！」
相変わらず先生の元気な挨拶で終わる。
さっさと家に帰りたい。
「解散！」
ふー...ようやく終わった。
へこたれながらイツメンと通学路を歩いて帰っていると、高校生位の女の人達がアタシ達を見ているのが分かった。
ん？どうしたんだろ。
少し注意して聞いてみると、微かにだけど話し声が聞こえてきた。
「今時の中学生ってあんなにチャラいわけ？」
「うわっ。ウチらが言うのも何だけど進んでるな〜」
うーん...確かにそういうイメージもあるかなあ。
アタシら比較的チャラいほうだしな。
...大人ぶってるだけだったりするけど。
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花蓮(プロフ) - 少しでも興味を持ってくださったら「オリキャラ・夢主作ります」で調べて、コメント下さい！ (2017年9月17日 13時) (
レス) id: 5f15bb39d2 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - 初めまして！花蓮という者です！普段は「きゃらふと」様を使って、女の子を作っています。突然で申し訳ないのですが、夏生叶恋ちゃんを作っても良いでしょうか？気に入って貰えたら使って貰って構いませんし…是非考えておいて下さい！ (2017年9月17日 13時) (レス) id: 5f15bb39d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作成日時：2017年9月14日 17時
