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24話 ページ25

いよいよ、明日は勉強会。
お母さんには許可は貰ったけどやっぱり煩かった。

「二人も男の子連れてくるの〜?」

「彼氏、ゲットしときなさいよ」

マジで煩い。
煩いな!と怒鳴りながらアタシは自分の部屋に戻った。
...ついに明日なんだよね。
逸る気持ちを抑えて、アタシはベットに潜った。
遠足に行く前の子供みたいに眠れないってことは無かった。
...むしろ、疲れて眠かったのでさっさと目を閉じて眠った。

「ん...」

何となく目が覚めて時計を見た。
...7時半。
約束まで後二時間もあるし。
とりあえず体を起こして、リビングに向かった。

それからはスマホ弄るなり、準備したりして時間を潰した。

約束の時間は9時半なので、9時頃に家を出た。学校で待ち合わせだから少し急がないとね。

「あ、りん」

「叶恋ちゃん」

駅で電車を待ってる時にりんと会った。
よかった。一人でいく事にならなくて。
それから電車の中で雑談しながら着くのを待った。

電車から降りて、真っ直ぐ行けば学校。
校門の前には既に緒方達がいた。

「な、夏生さん!」

「お〜叶恋ちゃんとりんちゃんじゃん。知ってると思うけど俺、翔馬。翔馬でいいよ」

じゃ、遠慮なく翔馬でいいか。

「じゃ、行くよ。電車乗るけど大丈夫?」

二人に尋ねたけど、大丈夫みたい。

また、電車に乗って駅に着いて。
そこからは徒歩でアタシの家に向かった。

家について、玄関を開けると最悪。
お母さんが待ち伏せしてた。

「ちょっ!何でいるの?」

「この子達が言ってた子達ねぇ〜どっちが彼氏候補なのかしら」

口を開けば意味の分からないことを。
いい加減にしてほしい。

「もうそういうの良いから!...じゃ、部屋行くよ?」

後ろを振り返ってみれば緒方は顔を赤くしていて、それを見て翔馬はニヤニヤ。りんはアタシの方を微笑ましいと言いたげな顔で見ていた。

...りんが相手だと子供っぽく見えるんだよね。アタシ、りんより身長低いし。

部屋に向かってそれからは雑談しながらただただ勉強。
アタシはりんに教えてもらった。
りん、最初の中間で学年一位だったしねぇ...

そして、時間が過ぎた。
...特に何も無かったな。お母さんが勝手に入ってきてちょっかい出してくる以外には。

「楽しかったよ」

「じゃね〜叶恋ちゃん」

「私も楽しかったよ、バイバイ」

「はいはい。じゃあね」

まあ楽しかったし良いか。
...この後、滅茶苦茶お母さんにからかわれました。

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花蓮(プロフ) - 少しでも興味を持ってくださったら「オリキャラ・夢主作ります」で調べて、コメント下さい! (2017年9月17日 13時) (レス) id: 5f15bb39d2 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - 初めまして!花蓮という者です!普段は「きゃらふと」様を使って、女の子を作っています。突然で申し訳ないのですが、夏生叶恋ちゃんを作っても良いでしょうか?気に入って貰えたら使って貰って構いませんし…是非考えておいて下さい! (2017年9月17日 13時) (レス) id: 5f15bb39d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リオ | 作成日時:2017年9月14日 17時

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