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るぅとside
そんなことが言いたかったわけじゃないのに……。
お見舞いに来てくれたんだから、笑顔で迎えるはずだったのに、
口から出てきたのはそんな言葉じゃなかった。
こ「るぅとくん、起きてたんだね」
る「…ごめんなさい」
なんて悲しくなって謝るべきではない人に、
謝るべき人じゃない人に、思ってもないことを伝える。
こ「ごめん。」
る「どうしてころちゃんが…！」
こ「ごめんねるぅとくん、大好きだよ」
また勘違いさせるような嘘を平然と、本気のように吐くあなたを見ていると
悲しいような、情けないような、そして怒りが湧く。
る「…っもうこれ以上！僕を勘違いさせないでください……お願いです。もう嫌だ、お願いだから、っ。」
だってそういうしか、あなたが幸せになる道は無いんでしょ？
こ「どういう、？」
る「僕を…あなたから、ころちゃんから、解放してくれませんか…？」
目の前でハッと息を飲む気配を感じる。
これまでのことは全て僕のわがままで成り立っていた。
"解放"なんて言っておきながら、頭の中では『言うな』って叫んでる。
る「もう本当は気づいてたんでしょ、？ころちゃんがきづいてなくても僕は気づいてた、気づいちゃった。」
こ「なんのこっ」
る「いい加減にしてよ！……本当はずっと前、付き合う前から、、、だから……」
最後くらい、もう立ち直れないくらいに、
「振ってください。」
世界の誰より大好きで、幸せになって欲しくて、
でも幸せにできる人は僕じゃない、
こ「いつから…！僕じゃダメだったの、？」
あなたが良かった。あなたしかいないと思ってた。
でもあなたは、あなたが選んだ相手が、
僕じゃなかっただけ。、
る「もう疲れたんです。ごめんなさい、」
こ「！なんで……っなんでるぅとくんが謝るんだよ…………ごめんなさっ、い、ッ僕と別れてください…！」
る「喜んで。…またねころちゃん」
最後は泣かない。
どれだけ怒鳴り声をさっきまで上げてたとしても、静かに、笑顔でさよならを告げよう。
こ「！…ありがとう、」
そう言って病室を出て、かけていくころちゃんの後ろ姿を見送る。
背中なんて押したつもりは無い、譲ったつもりもない
ただ、好きだっただけ。
る「あぁ……好きだったな、これで僕の長かった恋も終わりかぁ〜、」
言葉になんてしない。溢れ出て止まらなくなるから。
本当は
"行かないで欲しかった"
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叶乃(プロフ) - テストファイト！私もあと1ヶ月しかない…！ (2023年2月4日 23時) (
レス) @page21 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - 遅くなったけど、続編おめでとう！これからも頑張ってね！ (2023年2月1日 12時) (レス) @page12 id: 2feb4c0bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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