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貴方side
さ「可愛かったなぁ…」
『!?酷い、うぅ…』
あんなのずるいでしょ、あんなに恥ずかしい…///
『最っ悪…さとにぃずるいほんとに…』
そんなことを言い合いながら帰る帰り道。
不意にピコっとLINE通知がなった。
なんの音だろう?とまだ余韻(?)に浸っているさとにぃを置いてスマホを確かめる。
『嘘、でしょ』
それは今までの今日1日、そして人生をひっくり返される程の通知だったことを悟った。
"るぅとくんが倒れた"
そんな絶望の字面だった。
『行か、ないと…』
そう言ってすぐさま電話をかけた。
しばらくコールがなっていたが、5コール目程でプツッと電話に出る音が聞こえた
『ころんくん、るぅとくんは!!!』
こ「るぅとくんは、、、倒れた」
『今どこ!?病院の名前は、!?!!!?』
こ「いちごヶ丘病院…」
それだけ聞くと、電話を切りすぐに走り出した
さ「え!?ちょA!!?」
『ごめん、病院行ってくる!!!』
さとにぃを放っておいてそのまま走る。
大変なことがあったってことは分かっている。
今からどうなるかも分からない。
だから…
『(間に合って…ッ)』
そう願いながら。
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叶乃(プロフ) - テストファイト!私もあと1ヶ月しかない…! (2023年2月4日 23時) (レス) @page21 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - 遅くなったけど、続編おめでとう!これからも頑張ってね! (2023年2月1日 12時) (レス) @page12 id: 2feb4c0bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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