恋色 ページ7
貴方side
『何時だよ…っ』
こ「6時…」
結局丸1日…意味わからないでしょって。
睨むように覗いた窓には夕暮れも過ぎかけていて、もう辺りは綺麗な赤色グラデーションの様な空。
校舎からぽつんとただ1つ明かりがついているこの教室も外からは目立ち始めた。
瑞「意味がわからない、あの教師だけ先に帰えって…」
こ「もう帰っても良くね？」
『帰ろーぜ』
いてもいなくてもバレないし。
諦めてバッグを持つと、ブーっと振動していることに気がついた。
『杏？』
こ「え？」
メッセージが何通か来ていて、すぐに画面を開く
『今日の"夏祭り"？』
こ・瑞「え？」
そこには、夏祭りの誘いが書かれていた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
2時間前──────
杏side
「夏祭りねぇ…」
私の元に回ってきた近所のお祭り。川でやるらしいから、そこそこ大きい…のかな？
こう見えても情報に流通している私は、人間関係も様々なわけで…
いつも通りに行くとしたら海と一緒だけど…
莉犬くんとも行きたいなぁ…なんて乙女みたいなことを考えてみたり？
そんなことを考えていたからなのか、咄嗟に思いついたイタズラ。
中々アピールできない、ピンクの子猫にチャンスを与えよう…青ヤギの調子乗り野郎にリードされていることを気づかせて、なんて。
「あっもしもし？
───桃山くん？」
さ「え、紫崎？」
とびっきりのどでかい恋色花火をしかけてやろうじゃないの！
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オオイヌちゃん(プロフ) - 萌香さん» わわ、ありがとうございます🙇♀️完結まで頑張ります😊 (1月6日 11時) (
レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
萌香(プロフ) - 全て読ませていただきました！素敵な作品をありがとうございます…！更新頑張ってください！ (1月4日 23時) (レス) id: fdc1c3182a (このIDを非表示/違反報告)
オオイヌちゃん(プロフ) - 七星 麗華＠???，??，??さん» ありがとうー！ (11月23日 16時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華＠???,??,??(プロフ) - 更新ありがとーっ！今回も最高だった！ (11月23日 12時) (レス) @page20 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ所属。紫月まろ。＠完結後転生。(プロフ) - オオイヌちゃんさん» 確かに！更新ありがとうございます。とっても面白かったです！ (9月7日 7時) (レス) @page10 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
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