関係を巻き戻すには【stym】

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貴方side



こ「今更なんだけど、名前何なんて言うの？」


『…？あれ言ってなかったっけ？』


(ん？というか…)

この人何年だ？普通にタメ口使っちゃってたけど、

年上かも…やばい…しかも名前わかんない


こ「はぁww」(ころころ顔変わんな〜w)


『…私は神崎Aです。1年です。先輩ですか…？』


こ「ほんっと面白いね、君。
青木論。1年。ころんって呼んで笑」

(1年…？良かったぁー！！安心だ。)

時計の針は1時半を指している。完全に昼を食べ逃した。


『あの、お昼食べれた？』

こ「食べてるわけないじゃん」

(そりゃそうか)




『…ころんくん、一緒にお昼食べよ？』


こ「ん」

素直にこくりと頷き、ご飯を取りだして食べ始めた。




(後でさとにぃに謝っとかないと、約束すっぽかしちゃった。)
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〜放課後〜

『さとにぃ！帰ろ！！』

さ「A、お昼なんで来なかったの？」


さとにぃのことで蹴られたなんて言えないから、私は今日始めて嘘をつく。彼を傷つけないために。


『お腹痛くてさートイレにこもってた笑』

さ「大丈夫かー？腹あっためて寝ろよ。」


こういうちょっとした心配してくれるところが好き。

あーあ、また好きがでてくるじゃん


こ「A〜。一緒に帰らない？」


『ころんくん…ごめんね。さとにぃと帰るから』


さ「…ごめんな？ころん…くん？」

こ「青木論です。さとにぃ先輩。」


さ・こ「…」




(なんでこんな雰囲気悪いの？前に会ったことあるのかな？)

これから2人を会わすのは危険かな。
時間とかずらして会うようにしようと心に決めた。









佐「あの女っ！論様まで…許さない…」

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