とりあえず赤葦先生嫌いなので近づかないでください。

接触。赤葦side ページ9

今日からここの学校の先生になる。



木兎さんが押してくれたおかげで男バレの顧問になれた。



俺がクラスに行くともう仲良さそうに喋っている子がいた。





えっと、名前は、、、松井Aだ。


笑顔が素敵だね。
でも、何か隠してそうなそんな顔してる。



そんな彼女がホームルーム後俺に喋りかけてきた。



『ねーねー、赤葦先生ー！』





赤葦「なんですか？Aさん。」






『あ！もう名前覚えてくれたの？嬉しいな！
でも、Aって呼び捨てにしてくれたらもっと嬉しい！
私さんとガラじゃないし！』






まぁ、さん付け嫌なら外すか。


でも呼び捨てに敬語もおかしいからタメ語にしちゃえ。




赤葦「うーん。分かった。Aって呼ぶね。」







『うん！！！』




笑顔が可愛い。
素直にそう思った。







『先生はいつからバレーやってるの？』






「中学の時からだよ。ちなみに高校はここの卒業生。」







『え！？そうなの！？先生達の代って、、、春高出た年じゃん！』






「そうだよ。俺の１個上の先輩が強かったからね。ちなみにその人全日本からオファー来てたのに断ってここの体育の教師やってるの。」




ホントにびっくりしたよ。あの時は。




俺梟谷に体育の教師やりたいから全日本蹴った！なんて言われたらビックリするよね。






『は！？ガチなやつじゃん！凄すぎ！！！その人もバレー部の顧問！？』







「うん、男バレのね。」






『えー！いいなー！私もその人とか赤葦先生から教わいたい！』






「でもAは、女バレでしょ。暇があったら教えてあげる。」







『ほんと！？やったー！！！じゃあ私女バレ行ってくる！！先生も見ててね！じゃね！！』








ほんとに嵐みたいな子だな。

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