とりあえず赤葦先生嫌いなので近づかないでください。

放課後。 ページ15

良し！国語の用意出来たから後は赤葦先生待つだけだ！




みんな帰っちゃった。



スマホで暇つぶししよ。





モブ「あの、松井さん！」





『あ！はい！何でしょうか！』





えー、と名前なんだっけ？





モブ「俺初めて喋った時からすきでしてた！俺とつきあってください！！」






え？喋ったことあるっけ？




てか、自分のスペック分かってる？私と付き合えるレベルの顔してる？






『悪いけど、、、無理。私あなたのこと知らないし、ごめんなさいね。』




男は悔しそうな顔をして出ていこうとしていた。





赤葦「ごめん、A！おまたせ、、、。」








そこに良いのか悪いのか赤葦先生がきてしまった。





『ごめんね！もう勉強するからじゃあね！』





男は走って出ていった。






赤葦「あー、俺邪魔だった？」





『ううん！全然！早く始めよ？』






始めてから15分くらいたった頃赤葦先生が急に聞いてきた。




赤葦「あの子に告白でもされた？」







『うん！そうだよ？』





赤葦「付き合ったの？」






『降ったよー！自分のスペックちゃんとわかってない人すごいきらーい。』




赤葦「はは。酷いな。」






『実際そうでしょ。私と付き合うなら最っとイケメンじゃないと』






赤葦「例えば？」







『んー、、、赤葦先生とか？』








赤葦「え、俺？」








『うん！イケメンだし年上だし、頭いいし？



付き合うなら最高のスペッｸじゃない？』






赤葦「そうかな？イケメンではないと思うけど。」







『イケメンだよー！自分のスペック分かってないなー！』






赤葦「そんなことないと思うけど。Aはさ、悪女だね、」





『へ？』




赤葦「可愛い顔して同級生の男子にこんなこと言ってたらいつか、刺されるよ。」





『ないって！赤葦先生にしか言わないし。』




赤葦「そーゆーのダメだと思う。さ、勉強しよ。」



『うん。』






案外本気だったんだけどな。

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