#3ケンさんスタイリング×恐喝 ページ3
N「あれ、今日ってAちゃんが担当の日?」
「あ、はい。今日は僭越ながら私がケンさんのスタイリングを担当させていただきます」
K「おっ、Aちゃんがコーディネートしてくれるの?僕はキュートメインボーカルだから、可愛くお願いね♪」
「了解しました。精一杯担当させていただきます!」
K「よろしくね〜〜☆☆☆」
ーーーー
K「Aちゃんて、ホンビンと昔からの知り合いなの?」
「あ、そうなんです。中学校の同期で」
K「へぇ〜〜〜。ね、なんかAちゃんだけが知ってるホンビン の秘密とかないの!?」
「秘密ですか?そうだなぁ。勉強は割と出来てたし、部活もバスケ部で一生懸命やってたし…あ、でも嫌いな教科があると抜け出してましたね!」
K「まじ!?それ、今でもたまにあるよ!!笑」
H「けにょ〜〜〜ん、何が今でもあるのかなぁ…??」
ケンさんがあからさまにビクッと反応する。
K「げっ;ホンビン!!Aちゃん、今日はスタイリングしてくれてありがとう!それじゃ僕は一旦退散するよ!またね!」
それだけ言い残すと、
ケンさんは風のように去っていった。
(…あれ、ケンさんの方が年上だよね?)
ガシッ
「ぎゃっ」
H「余計なこと言ってないよな…?」
今にもゴゴゴゴという効果音が聞こえてきそうな状況。
後ろから肩を掴まれているから、余計に威圧感がハンパない。
「言ってないです言ってないです。言ってないから、離れてください」
H「余計なこと言ったら、どうなるか分かってるよな…?」
ゴゴゴゴ…
(ちょ、仮にも女子相手に。そんな恐喝めいたセリフ言う!?)
「女の子に対してそんなことするから、モテないのよ…」
あ。
つい、いい言葉に買い言葉で、心にもないことを言ってしまった。(モテないなどと)←
H「大丈夫、Aにしかこんなことしてないから。」
「………」
はああああああああああ!??
何それ余計腹立つっっ!!
こんなことされる私は女子じゃないっていうの!??
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作者名:まりる | 作成日時:2020年2月6日 19時