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「高杉くーん、暇だよー」
「…うるせェ」
「いつもより塩なんですけど…昨日の優しさはどこへ」
昨日は仲直りをした後、放課後高杉やまた子達と一緒にサイゼリ〇に行き、高杉ではなく武市さんに奢ってもらった。
今日も今日とて暇だ。なんてったって今日は恋愛小説を持ってくるのを忘れたのだ。今日ばっかりうるさいな私。
高杉と雑談をいつも通りしていると、珍しく銀八さんが屋上へ来た。
「あ!銀八さんだ、珍しー」
「珍しーじゃねェんだよコノヤロー。今から体育祭の競技出るやつ決めるからさっさと来いよ。高杉は決定事項な」
「…めんどくせェ」
「えっ!私高杉が走ってるところ見たいよ!?行こう!?」
「だってよ、高杉クン?」
「うぜェよ。…A、行くぞ」
「行く行く〜!!」
高杉が乗ってくれたことにより益々私のテンションは上がっている。なんてったって体育祭。私は体を動かすことが大好きだ。こうみえて運動神経はかなり良い方だ。
私は高杉の隣につき、一緒にZ組へと向かっている。後ろでニヤニヤしている銀八さんに気付かないまま。
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時