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お風呂から出て、髪の毛を乾かしたあと彼らのいる部屋へ戻る。「お風呂いいよ〜」と声をかけると神威くんが「じゃあ俺入ってくる」と言っていった。
高杉はよほど眠いのかベッドの中だ。私もベッドの中へ入り込む。
「高杉、そんなに眠いの?」
「…眠ィ」
「真ん中と端っこどっちがいい?」
「…真ん中」
「じゃあ今日は私と神威くんにサンドされて寝てね」
「…おう」とだけ言うと再び夢の中へ行ってしまった高杉。たまに背中に顔があたるのが少しむず痒い感じ。
「絶対これ無意識だよ、心臓に悪いことを」
「何が?」
「ひゃァ!!!」
「神威くん、お風呂はやくない?」と髪をおろしている彼に聞くと「俺はシャワー派なんだ」とのこと。髪をおろしている彼はセクシーだ。
「それよりさっきの話」
「えっ、恋バナ?」
「まあ、そんなとこ」とニヒヒと笑って彼もベッドに入る。ちょうどいい狭さになったところで、神威くんから質問される。
「Aさ、シンスケのこと好きなの?」
「うーん…恋愛対象とは見てないかなァ、でもたまにキュンとすることはある」
それを聞いて神威くんは「ふーん」と一言。言葉は素っ気ないが顔が何故か嬉しそう。ちょっと可愛い。
「俺はね、シンスケの女がAだったらいいなってすごく思うよ」
「…いきなりどうしたの」
「いや?ただ単に思うだけ」
神威くんはどこか掴めない表情をして天井に顔を向けた。
「…あの栗毛、厄介だなァ」
「なんて?」
「なんもなーい。さ、消すよ」
「高杉お風呂入ってないよ?」と聞くと「朝シャンさせればいいでしょ」とのこと。今夜は親友の2人と過ごします。とても楽しい一日でした。
あれ?作文?
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時