元花柱の女の子

41話 ページ46

「…変です。」



パ「そうだな、変だ。京都校がまとまって移動している……悠仁とバラけたあたりだりだ。これって京都校全員揃ってないか？」



「…てことは、虎杖さん殺すつもりですかね、」



釘「何それ！意味わかんない!!」



狗「こんぶ」



パ「確かにそこまでの敵意は感じなかったが」



「それは虎杖さんの生存サプライズ前。京都校の学長さんなら有り得ます。京都校は、多分他人の指図で人は殺さないはずです。…私たちは虎杖と過ごした日常がある。

先輩たちも認識してわかったと思います。あの子は善人の中の善人。


けど、虎杖さんを知らない人からすればただの宿儺の器で恐怖の対象でしかない。」



パ「そーゆー事だ。(冷静で頭の回転が早い、さすがだな…)」



「俺と野薔薇は戻って悠仁の安否を確認する。棘とAはこのまま呪霊狩りを続けてくれ」



狗「おかか！」



「…」




これはわかったと返事をするべきなんだろうか。


勝つためには別行動をしないといけない…。




パ「心配する気持ちは分かるが、でも俺の妄想が正しければ京都校がやろうとしてんのは団体戦のゴダゴダに乗じた悠仁暗殺。交流会が終われば暗殺もなしだろ」



釘「なるほど」



狗「しゃけ」





じゃあ、まずは一安心？かな…。





「では行きましょう…」


狗「しゃけ！」




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




玉「闇よりいでて闇より黒くその穢れを禊払え」



半「ほっほっほ…なかなかの出来じゃ…さて、行くかのぅ」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




「さて、鬼さんたちが動き出した。俺らも仕事を始めよう」


「ハンガーラックを作ろう…

五条悟は190あるんだろ？いいハンガーラックが作れる」




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三『はい役立たず三輪です』


狗「“眠れ”」





京都校姉妹校交流会


団体戦



三輪霞───棄権





「これで1人脱落。呪霊はこの辺りも居ない…。狗巻先輩、次へ行きましょう」



狗「しゃけ！」




みんなと別れてから2人で行動しているが、なかなか呪霊の気配を感じない。




「…一体どこに、」



「「！！」」





ｽﾞｽﾞｽﾞ…




狗「こんぶ」



「えぇ、そうですね…って、はっ…？」



予想外だ…







2級以上の呪霊はいないはずなのに、なんで準1級の呪霊が…？と思えば急に首がちぎれた。




そして向こうからまた1つの影。





花「あら2人ですか？」









特級だ。

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