第1-3章 ページ5
暫く固まって居たがしばらくして三輪君がこう言ってきた…
秀「すまないが…もう一度言ってもらってもいいか？」
貴「う、うん、だから、太刀川って言ったの」
米「いやいやいやいや〜嘘だろ！？太刀川さんの妹！？」
貴「あぁ、やっぱりお兄ちゃんのこと知ってるんだね」(^_^;)
と私は苦笑いを浮かべ、なんとも言い難い顔をした…
秀「…奈良坂と小寺は知っていたのか」
奈「あぁ」
章「校内では有名ですよ？」
とケロッとした様子で話す二人に三輪君と米屋君は動揺を隠せないでいた…それからなんとか落ち着きを取り戻した頃にはボーダーの本部の前まで来ていた…そこから声が聞こえてきた…その事に私はビクッと反応をした
慶「莉那ァァァァァァァァ！」
と私に向かって突進？みたいになっていた為私はサッとその場から少し横にどいた…するとザザァァァァァと音がなり突進してきた人物は地面に転がっていた
慶「なんで退くんだよ！莉那！」
貴「いや…あんなに勢いを付けて来られても困るし…危ないでしょ！」
と私は少し冷ややかな目を向けながらそう言った…その光景に三輪隊の人達はポカーンとしていた…
米「本当に太刀川さんの妹なんだな…」
秀「その割には嫌がっているように見えるが…」
と莉那から教えてもらうまで知らなかった二人は唖然していた…
奈「そういえば…太刀川さんの忘れ物ってなんだったんだ？」
貴「あっ！知りたい？」(^言^)
と愚兄に向けて黒い笑みを浮かべながらそう言った
慶「！？おっ、おい！言わなくてもいいだろ！」
？「外ではあれだから中に入ってもらったらどうかな？」
慶＆三輪隊「！？」
貴「？誰？貴方？」
と入口で騒いていたら、中から男の人が出てきてそう言った
忍「あぁ、失礼した、私はボーダーの本部長の忍田だ、はじめまして」
貴「(忍田…さん？ってあっ！)はじめまして、いつも愚兄がお世話になっています、太刀川慶の妹の太刀川莉那です」m(_ _)m
と礼儀正しくそう言って挨拶をした…忍田さんはビックリしていた…多分…だけど…『太刀川慶の妹』というのに驚いたのだろう
次へ→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年10月27日 16時
