風間蒼也の幼馴染 (ページ7)

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第1-5章ページ7

秀「(今分かった…俺が太刀川さんを苦手な理由…どことなく似てるんだ…この人と迅が)」

貴「(あらら、一触即発な空気だな…)、『迅さん、まだ攻撃しちゃダメ？なんか…焦れったいんだけど…』」

痺れを切らせた為迅さんに内部通信でそう言った

迅「『まだ嵐山の隊が来てないからまだ待ってなさい』」

私は「はーい」と内部通信でそう答えた

風「邪魔するな迅、お前と争っても仕方がない、俺達は任務を続行する、本部と支部のパワーバランスが崩れることを別としても、ブラックトリガーを持ったネイバーが野放しにされている状況は、ボーダーとして許すわけにはいかない、城戸司令はどんな手を使っても玉狛のブラックトリガーを本部の管理下に置くだろう、玉狛が抵抗しても遅いか早いかの違いしかない…大人しく渡した方がお互いの為だ、それとも…ブラックトリガーを使って本部と戦争でもするつもりか？」

迅「城戸さんの事情は色々あるだろうがこっちにだって事情がある、アンタ達に取っては単なるブラックトリガーだとしても持ち主本人からすれば命より大事な物だ…別に戦争するつもりはないが、大人しく渡すわけにはいかない」

風「あくまで抵抗を選ぶか、お前も当然知ってるだろうが遠征部隊のはブラックトリガーに対抗できると判断された部隊だけだ…他の連中相手ならともかく俺達の部隊を相手に一人で勝てるつもりか」

迅「俺はそこまで自惚れてないよ、遠征部隊の強さはよ〜く知ってる、それに加えてA級の三輪隊、俺がブラックトリガーを使ったとしてもいいとこ五分だ、俺一人だったので話だけど」

風「なにっ！？」

嵐「嵐山隊、現着した、忍田本部長の命により玉狛に加勢する！」

風「嵐山！」

秀「嵐山隊！」

太「忍田本部長派と手を組んだか」

太刀川さん達が嵐山隊に視線を向けるのと同時にこっそり建物の影から出た…もちろんバックワームをつけフードを被った状況で…しかも迅さんの影になるように

嵐「遅くなったな、迅」

迅「いいタイミングだ、嵐山、助かるぜ」

嵐「三雲くんの隊の為と聞いたからな、彼には大きな恩がある」

迅「木虎もメガネ君の為に？」

木「命令だからです」

迅「嵐山達がいればはっきり言って俺達が勝つよ、俺のサイドエフェクトがそう言ってる、俺だって本部と喧嘩したいわけじゃない
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