第1-1章 ページ3
ワープが開き私は普通に付く_____と思いきや…？
貴「ギャフン！」
地面に顔をついて着地した
貴「いっったいなぁ…それと議長、雑！」
とそう言って立ち上がった…幸いの事にどこも怪我はしていなかった…が目の前には知らない人達が立っていた…なんとなくだけど逃げ出したらいけない気がして私はその場に留まった
？「貴様、何者だ」
貴「(うわー明らかに機嫌が悪そうな人に会っちゃったよ…『何者』って聞いてるけど…素直に話をしても信じる気はなさそうだな)」(^_^;)
？「素直に話した方が身の為だぞ」
貴「(いや…それ…明らかに脅し！脅しだから！！)」Σ(っﾟДﾟ；)っﾋｯ
この顔面凶器みたいに睨み付けてくるから…どうしよう…話したいけど…話した時点でコロされそう…どうしようと悩んでいると後ろからまた違う人が出てきた
？「おい、三輪、そこまであからさま過ぎると返って話してくれなくなるぞ」
と『三輪』と呼ばれた人物は『すみません』と謝っていた…いや、それ…こっちにも謝れよと思ったが口に出さなかった…後で面倒事になるのはゴメンだから…
風「後輩が申し訳なかった、俺は風間蒼也だ」
いつの間にかこちらを向いていた風間？さんが謝ってきた…
貴「あっ、いえ、私も驚いてしまって反応できなかったのがいけなかったので、お互い様です」
と当たり障りないように常識を交えてそう言った…そしたら何故か今度は風間さんが驚いた顔をしていた
貴「？あの…なにか？」
風「いや、随分と落ち着いていると思ってな」
秀「随分と大人しいな”ネイバー”」
貴「？？？(えっ？何？なんのこと！？私はワームホールから出てきただけで……ってうん？)」
とそこでやっと三輪と呼ばれる少年からすごい剣幕で見られている理由が分かった…なるほど…そういえことかと自分の中で納得していた
貴「あの〜、もしかして…私が”ワームホール”から出てきたからそう言っているんですか？」
風＆秀「ワームホール？」
風「”ゲート”ではないのか？」
貴「うん？”ゲート”？違いますよ〜確か…ゲートで黒い穴のことを言いますよね？」
と私が問いかけると風間さんだけが『あぁ、そうだな』と返してくれた
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年11月22日 16時
