少女２ (ページ8)

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「ついにこの時が来てしまった…」

HS「そのドレス似合ってるね。」

「何でハンソルがいるの。」

HS「さぁ、何ででしょう？」

「クンが来るはずだったよね？」

HS「クンはちょっと用事があってね。」

「…そういう事にしといてあげる。」

JH「あ、漢字ヌナ！とハンソルさん。」

HS「どうも。」

「ジェヒョナ、どういう設定だっけ？」

JH「ヌナは日本の令嬢の設定です。ハンソルさんはその執事の役をお願いします。」

HS「ぷっ、漢字が令嬢？」

「何よ、何がおかしいのよ！」

HS「こんな気の強い令嬢なんていないでしょ笑」

JH「ヌナ、会場に入ったら切り替えてね笑」

「ボロが出たらフォローよろしくねハンソル。」

HS「はい笑」
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JH「父さん、母さん。」

父「おぉ、ジェヒョン。」

母「そちらの方は？」

JH「僕の最愛の人です。」

「さ、最愛？！」

HS「ゔっ、うん！」

「あ、初めまして。漢字と申します。」

父「あぁ、君が。ジェヒョンから話は聞いてるよ。」

母「とっても綺麗な人ね。ジェヒョンとはいつからお付き合いを？」

「一年ほど前からお付き合いをさせていただいております。」

母「まぁ、そうだったのね！ジェヒョンったら全然教えてくれなくて笑」

JH「僕は本当に漢字さんと真剣にお付き合いしてるから、縁談の話は無しにー」

父「あ、きたきた。」

[初めましてジェヒョンさん。]

JH「え？」

父「お前の縁談相手のサランさんも急遽来てくれることになったんだよ。」

うっわぁ、すごく美人。

HS「漢字、あのサランとかいう人の執事、さっきから俺を睨んでくる。」

ハンソルに言われ、視線をサランさんから執事の人に移すと逸らされた。

HS「嫌な予感がする。」

ハンソルの予感は良く当たる。しかも嫌な予感ほど高確率で。

「何も起きませんように…」

誰にも聞こえないような声でそう呟いた。

誰かが私たちを見てるなんて知らずに…