37、救世主 ページ41
『っ...お嬢さん、大丈夫？』
なんとか、痛みに耐えながらも平静を装いながら話しかける。
女の子「う、うん大丈夫！！お姉ちゃんありがとう！」
『どういたしまして』ﾆｺｯ
...っ、それにしても血が止まらないのはまずいから、とりあえずシケツしないと...
止血を急ぐ為、路地裏に入り止血することにした。
『ちっ』
ﾋﾞﾘｯ
スカートの裾を破いて首に巻いていく。
『ふぅ...これで一旦は大丈夫...かな？』
なんだか、少し疲れてしまったのでその場でそのまま休んでいたら
男1「そこのお嬢ちゃん、可愛いねぇ！！俺とイイコトしない？？」ﾆﾔｯ
男2「そうだ、そうだ！きっと、楽しいから！」ﾆﾔｯ
なんだ、こいつらは...あ、トントン様が言ってたあれか！
ここで文句を言って怒らせても今の私には勝ち目がない。
『失礼ですが、私はお兄さん達とは釣り合わないの。だから、どこかに行ってちょうだい』
男1「あはっ、可愛いこと言うじゃねぇか」
男2「気に入った、こいつ持って帰ろうぜ」
まてまてまて、流石にまずい。
時を止める能力を使えばなんの問題もないが
怪我をしているときや体調が悪いときは確か、能力が使えなかった気がする...
神様は便利な能力をくれたとおもったけど、そうでもないのかな...それとも鍛練が必要なんだろうか...
何はともあれ、この状況をどう切り抜けよう...
至って、普通かもしれないけど...
走る！！
その場から立ち上がり、地面を勢いよく蹴る。
そして、逃げようとした瞬間
男1「！おい！なに逃げようとしてだよ！」
見事に捕まってしまった...くっそ！ダメか...
もう、無理なのかな...
そして、男達は何を思ったのか、私の服を急に破り始めた。
『っ！辞めt』
男2「あまり大きい声だすと、バレるだろ！」
口に布を突っ込んで喋れなくする。
『〜〜〜っ！！』
誰かっ、助けてっ！！
？「おい、」
男1「あぁ、いいところなんだよ！」
男2「そうだそうだ、なんだおまe...」
男2「お、おい！！やべぇ！！あいつ、幹部じゃねぇか！！逃げるぞ！？」
男1「！？はやくいくぞ！！」
誰かを見た瞬間男達は青ざめて逃げていった。
？「お嬢さん、大丈夫？」
『だ、大丈夫です。あり、がとう、ございます！』
？「怖かったよね。もう大丈夫だよ」
『あ、あの』
？「ん？」
『お名前はなんというのですか？』
？「あぁ、俺？俺は、この国の幹部」
？「兄さんっていいます。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
十四colors(プロフ) - 空さん» わぁ、ありがとうございます！とても嬉しいです！頑張ります(^^) (2019年8月1日 23時) (
レス) id: dcb4cb05ee (このIDを非表示/違反報告)
空 - 夢主ちゃんの慌ただしさがすきでっす！更新頑張ってください！ (2019年7月25日 13時) (レス) id: c33bd1f300 (このIDを非表示/違反報告)
十四colors(プロフ) - ^黒ω猫^さん» うえっ！？ありがとうございます！！すごく嬉しいです...！！頑張ります！！(^^) (2019年6月12日 22時) (レス) id: dcb4cb05ee (このIDを非表示/違反報告)
^黒ω猫^ - 面白ォ！？頑張っ…て…くだ…さ…ﾊﾞﾀｯ(絶命) (2019年6月12日 17時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
十四Colors(プロフ) - 伊吹さん» あわわわゎ！！なんと！！ありがとうございます！これは、更新をしなくては！！早速行ってきます笑(*^^*) (2019年4月4日 21時) (レス) id: 1035f622c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：十四Colors x他1人 | 作成日時：2019年1月31日 13時
