【wrwrd!!】平凡な私がまさかのトリップ！？

16、書記長のお布団 ページ19

ﾄﾝ「大体、女の子の前に怪我人やろ？医者たる、ものが何をしてるのやら」

ﾄﾝ「しかも、怪我してるのに走らせるとか！！意識が足りんのとちゃう？」

ペ神「うっ...」

わぁ、生の粛清だぁ
ちょっと羨ましいとか思ったことは内緒。

ﾄﾝ「グルさんも、そろそろ仕事してくれませんかねぇ。書類の提出期限昨日までやなかったん？」

ｸﾞﾙ「あ、はい。」

ここは、素直に頷かないと、飛び火くらいそうだもんね

トントン様も大変だな〜

というか、粛清という名の説教長くないか？かれこれ、2時間はやってるぞ？

眠くなってきた...

『ふわぁ〜』

少しくらい寝ても怒られないよね？

おやすみ世界！！

(ｸﾞﾙside)

ｸﾞﾙ「...おっと、寝てしまったのか」

このままだと、風邪を引いてしまう。
なにか...そうだ！私の軍服のコートをかけてやろう！！

にしても、綺麗だな...

はっ！早く書類をしないとトン氏にお説教をくらってしまう！！

いそいそと、自分の席に戻った。

(ﾄﾝside)

ﾄﾝ「はぁ、今日はここまでにしとくけど次、こんなことあったら許さへんよ？」

ﾄﾝ「反省文。明日までに提出。」

ペ神「はい。」

結局、4時間も説教に時間を使ってしまった。

さてと、だいぶ...というかかなり待たせてしまった。

ﾄﾝ「名無しさ...あれ？寝てるん？」

ｸﾞﾙ「ああ、ちょうど2時間くらい前に気づいた時には寝ていたゾ」

どうしようか...ペ神に医務室に連れてってそこで寝てもらうか...でも、起こすのはなんか悪い気がする...

ﾄﾝ「どうしようか...」

ｸﾞﾙ「このままここで寝てて貰うのがいいんじゃないか？」

ﾄﾝ「はぁ！？さすがにソファで寝るのは疲れてしまうやろ」

ｸﾞﾙ「大丈夫だろ、それに、結局聞きたいことはほとんど何も聞けてないしな」

ﾄﾝ「はぁ、まぁ起こすのは悪いし、しゃーないな｣

せめて、きちんとした布団くらいは持ってくるか

ﾄﾝ「ちょっと、部屋から布団持ってくるわ」


ｸﾞﾙ「それは、トン氏のか？」ﾆﾔｯ

ﾄﾝ「そ、そうやけど、なにか？」


ｸﾞﾙ「DTのくせに...」ﾎﾞｿｯ

ﾄﾝ「あ"あ"ぁん？？」


ｸﾞﾙ「な、ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ」

────────────────
『んんっ...』

見たことのない天井...

というか、この赤いお布団

『いい匂いするっ！！！』

ｸﾞﾙ「ﾌﾞﾌｯ」

笑い声？

『ひぇっ！？ピーポーがいた！！』

ﾄﾝ「〜〜〜〜っ」

あ、そうか
あのまま寝ちやってたのか

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