理由 ページ4
私がたっぷりあげた仕事を終えたテヒョン君に私は1つの質問をした。
「あの、テヒョン君ってなんで生徒会に入ったんですか?正直、テヒョン君は生徒会のようなキャラだとは思った事無くて。」
TH「んーなんで、って…………Aかな。」
「はい?理由になってませんけど。」
TH「え?ちゃんと理由だよ?僕はAが生徒会にいるから入ったの」
「え、なんで私?」
TH「Aが好きだから。」
「えぇぇぇぇ!?」
TH「A、驚きすぎだよ。」
「いや、冗談ですよね?テヒョン君はモテて、異性の友達も沢山いるから、そういう事が軽く言えますけど。私にとってはとても遠いというか重いというか………」
TH「僕は軽い気持ちじゃなくてちゃんと勇気を出して言ったつもりだったんだけどなー……
てか、A、僕がモテてるっていうのは認めてるんだ?」
「ええ。だっていつも女子達にキャーキャー言われてるじゃないですか。」
TH「でもAはキャーキャー言うどころか目も合わせてくんなかった。そんな女子初めてだよ。」
「すいませんね。そんな女子で。」
TH「いや?だって僕はそれからAに興味を持ったんだよ?」
「そうですか。ありがとうございます。」
TH「これから段々Aを振り向かせるからね?覚悟していてね?会長さん。」
そう言ってテヒョン君は帰っていった。
でもテヒョン君。そのチャレンジは無謀ですよ。
だって私はもう二度と恋する乙女には戻れないのだから。
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作者名:ゆんぱんまん | 作成日時:2018年12月20日 13時