標的323 ページ29
ザン「あの『花村A』っつー女は、未来で俺たちを騙してみせたとんだ食わせ者だが…自分の覚悟と誇りにだけは嘘はつかねえ。
だからあいつは強く在り続ける。」
そういったXANXUSに白蘭がつづく。
白蘭「そうそう、Aちゃんが本当に覚悟も誇りも捨ててるようなら、とっくに僕が引導渡してるよ♪
けど彼女は王となっても変わらず『仲間を守る』覚悟の炎を燃やし、『仲間と共にある自分』の誇りの証であるVGを扱ってる。結局あの子は、なーんにも変わってないよ。
僕のお気に入りなAちゃんのままだ。」
それを聞いたアーデルハイトは少し黙って、何かを考えるようにゆっくりと一度瞬きをした。
アーデル「…どうやら、愚問だったようね。
私も、Aさんに面と向かって逆恨みしていると言われてあんなに怒ったのに…結局あの子を信じたい気持ちの方が勝ってしまうんだもの。」
炎真「アーデル…」
自分の中で納得をしたアーデルハイトが、話を本筋に戻した。
アーデル「Aさんが我々の敵のフリをしているとすれば、真の敵はイェーガーたち復讐者のみということになるが…
この人数は少し大げさではないかしら？」
白蘭「そうだよ。
どんな相手だろうと僕と綱吉クンが本気出せば2人で勝てるよ♪」
ツナ「いいや…それじゃダメなんだ、白蘭」
実際に戦闘して肌に感じた奴らの戦力を俺は話す。
ツナ「復讐者はメチャクチャ強い上にあと4人もいる。
しかも、その中で1番強いって言われるイェーガーって奴と少し戦ったんだけど…
戦闘力の上限が見えない！！」
全「「！」」
炎真「ツナ君がそこまで言うなんて…！」
骸「おやおや。」
アーデル「でも、何か勝算はあるんでしょ？」
ツナ「…わからない…」
アーデル「わからないって、あなた！！」
曖昧な答えしか出せない俺に、アーデルハイトが叱責の声を上げた。
それを聞いて、俺はリボーンのことを思い出す。
ツナ「リボーンも、俺が戦うことには反対してるんだ。全く勝ち目がないから。
ここにみんなに来てもらってることも、リボーンが知ったらきっと反対すると思う…」
それほどに危険な賭け。
誰かが死ぬかもしれない、イェーガーたちを倒せないかもしれない。
そんな無謀な挑戦を企てる俺を、リボーンはきっと叱るだろう。
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らっく(プロフ) - 次は8に行きます！ (2017年7月16日 15時) (
レス) id: 2f2452dfbd (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ゆっくりノワールさん» コメントありがとうございます。なんとか7月には終わらないかなーと思っているので、なるべく頑張ります！ (2017年7月16日 15時) (レス) id: 2f2452dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりノワール - ゆっくり頑張ってくださいね！更新。 (2017年7月16日 0時) (レス) id: 6f03c68297 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ロンさん» コメントありがとうございます！テスト期間に入りましたので更新まちまちになりますががんばります！ (2017年7月15日 16時) (レス) id: 2f2452dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ロン - 本当にこんなに面白い話初めて読みました！！続きが気になって仕方がありません！！これからも応援してます！更新お願いします！ (2017年7月12日 0時) (レス) id: a6e071bbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2017年7月1日 18時
