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標的48 ページ49

貴「あの…さっきの戦いのことなんですけど…」




リボーンさんにそう言うと、彼が口を開いた。




リボ「お前が倒した敵なら、今度こそ捕まえたぞ。
ヴァリアーが責任を持って尋問するそうだ。

…そういやお前、新しい炎が使えたそうだな。」




リボーンさんのその言葉で、オレはツナが既に伝えていたことを知る。




貴「はい…怒りのあまり出たものなのでどうやって出したかわからないんですけど…」



リボ「…もう1度出せるか?」



貴「やってみます。」




ぐっとリングに覚悟を込めてみるが…虹色のそれは何の反応も示さない。




貴「うーん…自分が頭で理解できてないものを出すのって難しい…。」




それに…虹のリングにかかる負荷がさっきより重い気がする。



まるで、オレに炎を出させたくない何かが
無理やり放出を止めているような…。





リボ「…ま、急いで解明することでもねえ。
一応ボンゴレに報告だけさせてもらうが、無理に考え詰めるなよ。」



貴「はい…。」



リボーンさんにそう言われたところで、オレは自分が重要な用事を忘れていたことを思い出す。



貴「あ!買い物!」




明日から使う通学カバンに、生活用品…今日全て買いに行こうと思っていたのに
もう外の日はどっぷりと暮れている。




貴「どうしよう…てか、初めて友達と買い物行けると思ってたのに…!」



色々と悔しがるオレにリボーンさんが声をかけた。




リボ「とりあえず、カバンや靴は買っといてやったぞ。

日用品なんかは、9代目が民宿に届けてくれるそうだ。
未来での活躍への報酬だとよ。」




ツナ「買い物行けなかったのは残念だけど…また今度、一緒に行こうよ。」



貴「リボーンさん、ありがとうございます…!

ツナもありがとう。今度絶対みんなで出かけような。」





2人にそう礼を言うと、台所の奈々さんが声を上げた。





奈々「もうすぐお夕飯できるわよ〜。

ツっくん、その机の上のおもちゃ片付けなさい。」




奈々さん…本物の拳銃を、おもちゃと勘違いしてるのか…。




リボ「ツナ、さっき教えた手順で組み立てて片付けやがれ。」



ツナ「え!?えっと…」





バラバラの部品の前で戸惑うツナに、思わずオレは指をさしてアドバイスしてしまう。





貴「これがこっちで…その弾倉は最後だよ、ツナ。



あ、奈々さん!お手伝いしますよ!」





ツナにそう助言だけしたオレは、声を上げて台所へと足を向けた。

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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね!では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います! (2016年5月17日 22時) (レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える(オレを俺に変えたり)する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました!やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします! (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです!花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します!こらからも応援してます! (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年5月3日 21時

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