標的40 ページ41
ツナside
家の前に立ちながら、ソワソワと道を見渡す。
チラリと腕時計を見ると、時刻は13時半を指す5分前。
ツナ(A…もうすぐ来るかな。)
色々あった午前を乗り越え、俺は午後からAと買い物に行くことになっていた。
Aは雲雀さんと戦って汚れた服を一度着替えに帰っていて…再び俺の家で落ち合う約束をしている。
ツナ(リボーンもビアンキも用事があってどこか行ったし、チビ達は昼寝中…
2人っきりで外出…これってデートだよな…。)
そう思いながら、思わず少しニヤけてしまう。
ツナ「…なんか、変な感じ。」
未来に行く前までは京子ちゃんのことが好きで…
今もあの天使のような笑顔を見れば可愛いと思うし…胸もドキドキする。
でも…
ツナ(Aへの気持ちとはなんか違うんだよな…。
…俺は結局、Aのどこを好きになったんだろう。)
そんなことを考えていると、不意に横からこちらに向かってくる足音がした。
貴「おーい、ツナ！」
手をブンブンと振りながらこちらに小走りで向かってくるA。
俺はそれに笑顔で応え、Aに駆け寄る。
貴「ごめん、ついでにシャワー浴びてきたからギリギリになっちゃった。待たせたよな…。」
ツナ「う、ううん！俺も今出てきたばっかりだし…。」
恋人っぽい会話にドギマギしながらも、俺は地理に詳しくないAを案内し始める。
ツナ「じゃ、出発しよっか。」
貴「おう！」
歩き出した俺の隣に並ぶA。
その楽しそうな横顔をチラリと見る。
そして思考するのは…さっきの考え事の続き。
ツナ(…可愛いから好き…ってわけじゃないよな。
それだったら、京子ちゃんも同じくらい可愛いし…)
Aのどこを好きになったのかを
本人を観察しながら無意識に考える。
ツナ(そもそも、京子ちゃんとAってまるっきり反対だし…)
女の子らしくて天然で、家庭的な京子ちゃんと
男らしくて頼りになるA。
京子ちゃんは守りたくなるような女の子だけど…
ツナ(Aって俺より強いから…どっちかっていうと、守られてることの方が多い気がするな…。
うーん…2人とも正反対すぎる。)
そんなことを思い、ますます謎を深めていると…
不意にAが俺の手をギュッと握った。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
