標的13 ページ14
主人公side
貴「あー…久しぶりだな、並盛。」
ジェット機を降り、ヴァリアーの部下さんたちと別れたオレは
ブラブラと夜の並盛を歩いていた。
貴「ツナの家…どの辺だっけ。」
あやふやな記憶を思い出しながら彷徨うオレの背中に
突然、何か温かいものが抱きついた。
貴「な、何！？誰！！？」
敵かと思い慌てるオレの耳に…か細い声が届く。
クロ「A…また会えて、よかった…！」
貴「え…クローム、ちゃん？」
後ろでコクンと頷いた人物が腕を離し、オレの正面に回る。
そこには、目に涙を浮かべながら笑うクロームちゃんの姿があった。
もう一度、クロームちゃんが正面からオレを抱きしめる。
クロ「A…ずっと、探してた。」
オレはそんな彼女をギュッと抱きしめ返しながら、返事をした。
貴「遅くなってごめん…待たせたな。
もう、どこにも行かないから。」
そのまま宥めるように、クロームちゃんの頭をよしよしと撫でていると
後ろから大きな声が聞こえてきた。
犬「おい、バカ女！なんで俺たちを置いてって……ん！？」
オレの姿を見て驚く野性的な男の隣に、知性的な眼鏡の男が立つ。
千種「…本物の、花村 Aか。」
この2人は…
貴「犬と千種か…。
最終決戦の時以来だな。」
無言で頷く千種の横で、犬が「気安く呼ぶんじゃねーびょん！！」と喚き散らす。
それをオレは笑顔でスルーしながら、胸から離れたクロームちゃんに尋ねる。
貴「で、なんで君たち3人が並盛に？」
クロ「え…？」
千種「…。」
犬「なんれお前が知らないんら！？」
驚く顔をする3人に、オレも思わず首をかしげる。
貴「…知らないって、なにが？」
クロ「私たち…Aの歓迎会に呼ばれたの。」
千種「山本武の家でやるらしいから、並盛に…。」
犬「骸さんに、未来れの礼をしてこいって言われたびょん！」
なんだそれ…初耳なんだけど。
まあ、ジェット機の中で連絡取れなかったからしょーがないっちゃしょーがないか。
貴「んじゃ、オレも一緒に連れてってよ。」
まっすぐツナの家に行くよりも、この3人と一緒に向かった方がみんなに会える可能性が高いだろう。
そう考えたオレは、鬱陶しそうにオレを見る犬と嬉しそうなクロームちゃん…そして無表情のままの千種と共に
並盛商店街に面する山本の家、竹寿司へと足を運んだ。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
