標的12 ページ13
リボ「それは…
ツナ、お前がAを好きだからだ。」
ツナ「！？
えっ、おま…なんで知って！？」
リボーンの突然の発言に、俺は顔を赤らめながら言葉にならない声を発する。
リボ「山本がAに告る横で
お前が苦しそうな顔をしてた時から、俺はお前がAを好きなことに気づいてたぞ。」
ツナ「そ、そ…そんな前から！？」
本人より気づくの早いじゃん…！
こいつ、何でもかんでもお見通しかよ！！
バレてた恥ずかしさで隠れたくなる俺に、リボーンが言葉を続ける。
リボ「未来に行く前は確か…Aはツナの部屋で寝泊まりしたな？」
ツナ「う、うん…だって他に部屋ないし…。」
リボ「その上、あの時俺たちはまだAを『男』だと思ってたよな？」
ツナ「…うん、だから同じ部屋で寝ても平気で…」
そこまで言ったところで、俺はハッと気がつく。
リボ「ただでさえ女子に免疫のないお前が、
Aと同じ部屋に住むことに耐えられるわけねえだろ。」
ツナ「…！」
…リボーンの言う通り、今のAに恋した状態でAと同じ部屋に寝泊まりとか…想像しただけで心臓が持たない。
つーか、0点のテストとかたくさん隠してあるこの部屋で
Aにカッコ悪いところなんか見られたら…恥ずかしくて死んじゃうよ！
リボ「家庭教師として、お前が異性との不純な交遊に走らないよう見張るのも俺の務めだ。
というわけで、Aは他の場所に住ませることにしたぞ。」
そう言ってリボーンが地図を見せる。
赤丸が打たれたその地点にあったのは…
『なみもり民宿』と書かれた建物。
ツナ「なみもり民宿…？
ああ、あの小さい和風の！」
何度か通りがかった事のある店の風貌を思い出しながら、俺は声を出す。
リボ「客があんまり来ねーから、長期の客でも歓迎だとよ。
他にも宿泊客がいるらしいがまあ気にならねえだろ。」
地図を丸めてしまいながら、リボーンがニッと笑いかける。
リボ「一緒に住めねーのは寂しいかもしれねえが…Aがこの町に帰ってくることに変わりはねえ。
ツナ、俺たちもAを迎える準備をするぞ。」
ツナ「う、うん！」
肩に乗ったリボーンとともに、俺は部屋を飛び出していく。
『これからは、Aとこの町で平穏に暮らせる。』
この時の俺は…なんの疑いも持たずそう思い込んでたんだ。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
