prologue ページ1
少し古ぼけた狭い民宿の一室。
卓袱台を囲うように座る5人の耳に、女性の声が響く。
アーデル「皆…いよいよ3日後に並中へと転入するわよ。」
その凛とした声に、緑色の髪をした眼鏡の少年が答えた。
紅葉「わかっておる。そこで、10代目ボンゴレファミリーとやらを見極めるのだろう。
…結局、最終的な決断はウチの大将にまかせるがな。」
少年の言葉を聞いた周りの人物が、真っ赤な髪色をした1人の男の子に視線を注ぐ。
炎真「……頑張るよ。」
その男の子が発した声は、先ほどまでの2人とは違って弱々しく…今にも消え入りそうだった。
まるで怯えた小動物のようなその様子に、再び緑髪の少年がため息をつく。
紅葉「まったく…ボスのお前がそう腑抜けていてどうする！！」
炎真「…ごめん…。」
紅葉「貴様っ…やる気を出せというのがわからんのか！！」
またも弱々しい声で答えた男の子の胸倉を掴み、緑髪の少年が喝を入れようとしたその瞬間…
和室部屋のふすまが、ガラッと開く音がした。
ジュリー「おっ、なになに。
また喧嘩〜？
紅葉は血の気が多すぎだっつーの。」
紅葉「なんだと！？
というか、会合に遅れてくるなとあれほど言っただろう、ジュリー！！」
らうじ「…ジュリー、またパチンコ？」
ジュリーと呼ばれた眼鏡の男が、
後ろ手でふすまを閉めながら中央の卓袱台に数枚の写真を置く。
ジュリー「違うって！今日はちゃんとし・ご・と。
ほら、ボンゴレに関する機密事項を掴んできたぜ。」
薫「…誰だ、こいつ？」
らうじ「イケメンさんだね。」
アーデル「いえ…男装してるわ、この人。」
写真に映った黒髪の男装少女を、その場にいるジュリー以外のメンバーが不思議そうに見る。
ジュリー「うっへへ。
…じつはそのかわい子ちゃん、『虹の守護者』らしいんだよね〜。」
全「「！」」
アーデル「…彼女が、虹の守護者？」
唖然とするメンバーの中
赤髪の少年が写真を手に取り、写真の隅に『花村 A』と書かれた男装少女を見つめる。
炎真「花村 A…
この子が僕たちの…守るべき人。」
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
