標的4 ページ5
XANXUS side
スク「ゔぉおおい！帰ったぜ！！」
談話室の扉を蹴り飛ばしながら入ってきたカスに、チラリと視線を向ける。
ついさっき、森で強い炎の気配を感じた俺は
カス鮫とベルに偵察に行くよう命令した。
敵だと思っていたが…この帰還の早さからして違ったようだな。
ルッス「あら、早かったわねえ！
結局、さっきの強い炎の気配はなんだったの？」
笑顔でそう出迎えるルッスーリアに、後から部屋に入ってきたベルが返事をする。
ベル「ししっ♪炎を使ってたのコイツだったぜ、ボス。」
そう言ってベルの後ろから現れたのは…
貴「こ、こんにちは…。」
全「「！」」
ボロボロになった服を着た、花村 Aだった。
レヴィ「お、お前は…未来で戦っていたあの女か！？」
未来…白蘭とかいうカスにボンゴレが立ち向かったあの戦いの記憶が、1週間ほど前に俺たちに受け継がれていた。
貴「あ、はい…一応本人です。」
レヴィにそう返事をした花村。
この女は、その未来での戦いの中心人物であり…
最後は大空のアルコバレーノの代わりに消えたはずだった。
貴「実は6日ほど前にこの時代に戻されてたんですけど…なぜかフランスにいまして…。」
ルッス「あら、そうだったの！
この1週間、ボンゴレファミリーが総手であなたのこと一生懸命捜索してたのよ〜！
じゃ、すぐに本部に連絡してくるわね！！」
そう言って部屋を出て行ったルッスに頭を下げ、花村が俺の前に立つ。
貴「お久しぶりです…あ、この時代では初めましてですよね。」
ニコッと笑いかける花村の挨拶に答えず、俺はさっさと自分の疑問を晴らすために質問をする。
ザン「おい…なぜ森の中で炎を使っていた？」
貴「ああ…さっきのあれは戦闘していたんです。
イタリアに来てから、ずっと色んな組織に追いかけ回されてて…どうやら夜のリングを狙ってるみたいなんですよね。」
花村が視線を落とした先にあったのは、相変わらず不気味な感じのする黒いリング。
ザン「…なるほどな。」
どこかのドカスが未来の情報を漏らし、夜のリングを狙う輩が増えているという噂は耳に届いていた。
それと一緒に、『夜のリングがあれば世界を征服できる』なんていう捻じ曲がった噂も。
実際は、目の前のアホそうな女でなければ
このリングは扱えないというのに…馬鹿な連中だ。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
