標的28 ページ29
主人公side
ウル「ワン！ワン！」
貴「ん〜？なんだよ、ウル。」
早朝、ウルの鳴き声で起こされて
オレは布団からモゾモゾと這い出る。
貴(あー…久しぶりにちゃんと寝たかも。
ウルもそのせいでテンション高いのかな。)
そんなことを考えながら、オレは布団をたたんで服を着替え始める。
その時、ちゃぶ台に置いていた携帯から
着信音が鳴り響いた。
貴「…はい、もしもし。」
パッと電話に出ると…そこから聞こえてきたのはいつもの赤ん坊の声。
リボ『ちゃおっス。
昨晩はよく眠れたか？』
貴「ああ、リボーンさん。おはようございます。
はい、お陰様で。 」
この1週間の旅の疲れがだいぶほぐれたのを報告すると、画面の向こうでリボーンさんの笑う気配がした。
リボ『体調は万全そうだな。
そうだ、良ければ今からツナの家に来いよ。
ママンの朝ごはんでも食べながら、ゆっくり話そうじゃねーか。』
…ツナのママンの朝ごはん…。
その単語を聞いただけで、オレの腹からぐーっと元気な音が鳴る。
貴「ぜひ、行かせてください。」
リボ『わかったぞ。
んじゃ、待ってっからな。』
通話を切り、携帯の地図でツナの家を調べてから必要最低限の荷物をポケットに突っ込む。
そして部屋から出ようとドアを開けた瞬間…
誰かがオレの部屋の入り口の前に立っていることに気がついた。
貴「お。」
炎真「あ…。」
ドアの前に立っていたのは、昨日通路でぶつかった赤髪の男の子だった。
たしか、名前は…
貴「炎真じゃん、おはよう。」
炎真「あ…うん。
おはよう…。」
貴「…部屋のふすまの前にいたけど、オレに何か用事？」
炎真「え…あ、あの…別に…。」
貴「…そうか？
あ、じゃあオレ…出かけなきゃ。
じゃな！」
炎真の肩をポンと叩いてからオレは彼の横を通り過ぎていく。
貴(…なんか、複数人の視線を感じるんだけど…まあいいか。)
そんなことを考えながら、オレは駆け足で並盛の町へと飛び出して行った。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
