Case.3 到着 ページ4
なんだかんだ言っても夜中で車の揺れが心地よいのもあり普通に30分ぐらい寝た。
完全に眠りに落ちては居ないのでなんとなく車の動きが分かる。…角を右に曲がって、止まった。
「…A、寝てるところ悪いが着いたぞ」
『ん…はい』
「頭は出張中で居ないんだが…若頭なら居るのでな。Aの事を若頭に報告するからその間俺の部下とでも話しておいてくれ」
頭とか若頭とか、いよいよそれっぽくなってきたな…
「月島戻りました」
「ん、月島か!その女が例の?」
「はい。」
「お前がAか。私が若頭の鯉登だッ!よろしく頼むぞ」
『よ、よろしくお願いします!』
「いい反応だな。ところで月島、何でAを拾うことにしたんだ?ペットにでもするのか?」
話の治安が悪いんじゃ。というかいつの間にか私の事鯉登さんに連絡してたのか。何故拾った理由言わなかったし
「ペットなんてそんな。籍入れて一緒に暮らすだけですよ」
「それを暮らすだけと言うのか????結婚では????」
良かった、鯉登さんはまだそこまで狂ってなかった…
「A、さっき渡した物着けとけよ」
『あ、はい…』
首輪ガチで着けるの?!?!?!why?!?!?!
仕方ないのでなけなしの私物を入れたリュックからさっき貰った首輪を取り出し…カチャカチャと金具を調整して首に着けた
「お、お前それ…」
「私の物と分かりやすいでしょう?」
「月島お前…お前もイカれてたんだな…」
「?なにがですか」
「…A、私の部下たちと話して待っていろ。月島には道徳を教える必要がある…」
『…は〜い』
鯉登さんの部下…その人たちもイカれてたら嫌だな…(フラグ)
『えっと、失礼します。今日から月島さんに飼われる?ことになっt』
ガラが恐ろしく悪いな…
「お、君が例の月島さんのペット?」
「自分で飼われるって言うのかよ…って、その首の奴、首輪か?」
「グンソーそういう趣味あったんだ…上司の趣味とか知りたくないんだけど」
「…ま、とりあえず自己紹介する?」
「それもそうだな。俺は杉本佐一、ここの構成員だよ」
「僕は宇佐美時重。鶴見さんをお守りするための構成員だよ。…今は鶴見さんが出張なさってるけどな」
「…尾形百之助。雇われの狙撃手だ」
『えと、Aです。しらないあいだに父に借金のカタにされてました…』
…ここの人達全員キャラが強いんじゃ!!!!!
「Aさんか。よろしくね。じゃあ、俺が事務所を案内するよ」
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音無(ねむ)(プロフ) - いぬさん» わーい😆更新楽しみに待ってます! (2月9日 17時) (レス) @page5 id: bf3f9228d7 (このIDを非表示/違反報告)
いぬ(プロフ) - 音無(ねむ)さん» コメントありがとうございます!普通に夢小説書いてると途中で正気に戻っちゃうのでぶっ飛びしか書けないしぶっ飛びが好きです!最近他ジャンルに浮気気味で更新していなかったんですがこれからちょっとずつ更新しようと思います!ぜひぜひお待ち頂けると嬉しいです!! (2月9日 16時) (レス) id: 1b513dddea (このIDを非表示/違反報告)
音無(ねむ)(プロフ) - コメント失礼します。……初っ端からぶっ飛んでめっちゃ私好みです!!!893パロ好きです!!ニヤニヤしながら読ませてもらってます!!更新頑張って下さい!! (2月8日 19時) (レス) @page5 id: bf3f9228d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いぬ | 作成日時:2023年4月20日 22時