真選組生活1日目 ページ2
「Aちゃぁァァァん!!」
ダダダダッと走ってきたのは、私の同僚。
「退どーしたの?そんなに慌てて」
「副長が俺のあんぱんストックを全部取っちゃったんだよ〜!!」
「あー…それは悲しいね…」
半泣きで、頬を膨らませながら言う退の綺麗な黒髪を撫でてあげた。
「私が取り返してこようか?」
私が苦笑いしながら言うと、退は目をキラキラさせ、飛び跳ねて喜んだ。
「いいの!?やったあぁ!!ありがとAちゃんッ!!後でなにか奢るよ〜!!」
「ははっ…退は昔から変わんないねぇ」
私と真選組の皆は、小さい頃からの幼馴染。
まぁ、元は兄さんが知り合いだったから私も仲良くしてたんだけど。
私の兄は真選組の副長。兄と言っても、双子だからあんまり変わんない。
こっちに歩いて来る兄さんに向かって、思いっきり飛びつく。
「兄さんっ♡♡♡」
「……ッな…!?!?!?/////」
明らかに動揺している兄さんに、私は上目遣いで言う。
「あのね、退が兄さんにあんぱんストック取られたって泣いてたの…
兄さんお願い、返してあげて…?退が可哀想…」
兄さんが息を呑む音。
少し間が空いて、兄さんは言った。
「………お前が、俺を楽しませてくれたらな。」
(チュッ
「兄さん…? 」
私は驚いて、瞬きを3回ほどした。
兄さんはニヤリと笑って言う。
「深夜、俺の部屋に来いよ」
その夜、言われた通りにしたら案の定、
あんなことやこんなことをされてしまった…
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祐衣(プロフ) - ミリアさん» 返信遅くなりすみません!コメントありがとうございます!リク作品についてですが、遅くなるかもしれませんが頑張って書いてみます! (2017年8月29日 13時) (レス) id: 9f3c97e218 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きがすごく楽しみです今後他の作品を作る予定があったら銀魂の銀時か高杉の姉か妹がKかリボーンかディーグレイマンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さい (2017年8月27日 10時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:祐衣ヾ(*ΦωΦ)ノ土方love | 作成日時:2017年8月3日 20時