18話 ページ19
side you
朝起きたら、目の前には深緑が広がっていた。
風呂を上がった記憶がなく、こいつに疑いしか持てないが取り敢えず不審な腰の痛みが無いから一旦許す。
オスマンの腕から抜けて俺の方に置いてあった刀を腰に挿した。
一旦顔を洗うために部屋を離れ、顔を洗ってすぐに戻ってきた。
刀になにか異常が無いか確認していると、オスマンがもそもそと動き出した。
オスマンらしくなく跳ねている髪を見て、笑いそうになるのを堪えながら俺は刀でオスマンの頭を叩いた。
オスマンはバッとこっちを振り返って、俺を見た。
俺を見た途端に笑い、いつもの語尾をつけて挨拶をしてきたため刀を腰に挿しながら、ん。と短く返しておいた。
調節し終わると同時にオスマンが布団から立った。
俺はそれを合図にしたようにタイミング良くオスマンに背を向けて部屋を出た。
食堂に向かって歩いていると、ゾムとシャオロンが前から歩いてきた。
俺を見たと思うと、二人して光の速さで近付いてきた。
zm「昨日何処居ったん！？」
sho「昨日一緒に寝ようとしたらA居らんかったけど、どしたん？」
と聞いてくる二人は逃すまいとしているのか、すごい力で肩を掴んでくる。
正直痛い。いや、正直に言わなくても痛い。
俺がオスマンのところに居た、と言おうとすると、二人同時に肩を掴む手の力を緩めた。
俺が首を傾げるとゾムが、
zm「これ、どういうことや。」
と首筋をするりとなぞってきた。
声が出そうになるのを抑えると同時に、これとは…？と考える。
いや、何かあるとしたら犯人は一人しかいないが。
『これって何やねん…』
sho「…歯型」
zm「付けたやつシバくのもそうやけど、まずは上書きせなアカンよなぁ？」
そう言われた瞬間、俺は今来た道を引き返して二人の狼から逃げ始めた。
.
.
『ってことで、オスマン有罪』
朝食を食べ終わったあとに大広間に全員を集め、経緯を話せば、全員納得してくれた。
全員オスマンとゾムは警戒していたらしい。
ゾムはまぁ分からんでもない。
『んじゃ、それだけやから。』
と立ち上がろうとすると、隣りにいるしんぺいに肩を掴まれた。
『なんだよ…』
sn「いや、オスマンだけってズルくない？ねぇ、グルッペン。」
gr「あ"？」
うわ、争い甘味大好き5歳児がキレてやがる。と思い、顔を顰めた。
コイツがキレたら誰にも止めらんねぇぞ、と思いながらしんぺいの手を払った。
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かれーるぅ。 - 神作品をありがとうございます！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？病帰様！ (7月30日 6時) (
レス) @page25 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - 三日月さん» 結婚…。それができる歳になっていたら考えましょうかね。作品を見てくださりありがとうございます。頑張ります (2022年5月1日 19時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - あっ、、、好きです！結婚してくださ(((((ﾊﾞｶﾔﾛｳ 更新頑張ってください！ (2022年5月1日 19時) (レス) @page17 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - ちーずたわーさん» 作者なので異論は俺が認めます。俺は、天才ではなく天災です。更新頑張ります (2022年3月19日 9時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
ちーずたわー - ．．．．．．．．．．天才ですか？天才だわ。天才ですね。←異論は認めません←調子乗りましたすみません。更新頑張って下さいm(_ _)m (2022年3月19日 0時) (レス) @page4 id: be110f4d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病帰-yamiki- | 作成日時：2022年3月18日 5時
