好きなものが29つ ページ30
『パタさんが客として来んの珍しいっすね』
「でしょ？Aくんの接客受けてみるついでに
そう言うパタさんの視線の先には接客する赤と青×2と緑。
俺は空になったパタさんのワイングラスに新しくワインを注ぐ。
『ようやってますよ。ま、ヤニカス2人は相変わらずっすけどね』
「そっかそっか。その2人は後で締めとくから任せておいて！…何でAくんと不破さんっていうホストの鑑が居るのに見習わないかなー？」
『さぁ？でも、アイツらもアイツらなりに頑張ってるんで程々にしてやってくださいよ？』
「分かってるよ」
パタさん＿＿＿＿＿フルネームは、レイン・パターソン。
あの4人がここで出ると同時にキャバに出て、人気を博したキャバ嬢。
もちろん4人と面識はあるらしく、同時に店に出始めた為に職場は違くとも同僚としてみている。
『パタさん、VIPの方じゃなくてええんすか？』
「VIP行ったら様子見れないでしょ！一応、敵情視察としてきてるんだからっ！」
『はいはい』
ここはパタさんのいるキャバで働いている客が沢山いることを思い出す。
「にしても、もう店の中からセンス良すぎじゃない？ごてごて飾りすぎてないの好感持てる」
『その分ホストが着飾ってるんすよ』
「上手い返ししないでよ！」
ふんす、と怒るパタさんにケラケラ笑いながら酒を流し込む。
『あ、普通に帰ってもらって大丈夫っすよ。翔には俺のから引いとけって言っとくんで。あ、奏斗フルーツの盛り合わせ持ってきといて』
「分かりました」
「え、ちょっそれは申し訳ないよ！」
『ヤニカスども締めるお礼だと思って』
「ぅ、ん〜……」
腑に落ちていなさそうな顔と声に、俺はパタさんの手を握った。
『ね、パタさん駄目？』
「う"〜………いいよ…」
『んはwありがと、姫』
「これは堕ちる人多いわけだ…」
そう言うパタさんを横目に、奏斗が運んできたフルーツの盛り合わせを受け取った。
1つしかないフォークにいちごを刺し、パタさんの口元へ運ぶ。
『見て、パタさんの髪みたいに真っ赤』
そう言うと、パタさんは小さな口を精一杯開けて一口で食べた。
『美味しいっすか？』
「…おいひい」
『んははっww』
不貞腐れながらもいちごを咀嚼しているパタさんに笑い、暫くの間パタさんをもてなした。
後日、キャバ嬢すらも手玉に取ったホストとして別のクラブのホストから果たし状が届いたが、完膚なきまでに叩きのめした。(物理)
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????(プロフ) - 待ってｯｯｯ⁉︎ njsjライバーだけじゃなくてc|rのstrmさんまで出してくれるんですか､､､‼︎ しかもdrskとか需要ありまくり感謝ですm(_ _)m 最後の翔とのイチャコラてぇてぇもごちです これからも更新楽しみに待ってます(´∀｀*) (11月1日 2時) (
レス) @page33 id: f2ebaa7bc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病帰-yamiki- | 作成日時：2023年9月28日 19時
