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27.久しぶり ページ4
私も七瀬に続き屋台へと向かう。
他の屋台と比べて全く列が無かった。
「いらっしゃい！何個いるかい？」
「二つで。」
「じゃあ900円ね！まいどあり！」
トゲトゲしいその焼きそばはなんとも言えない見た目だった。
焼きそばを待っているときだった
「久しぶりだね」
振り返るとそこには野坂がいた。
彼は正直会いたくない人物だ。なぜだか知らないが茜ちゃんと話していた人物である。
「久しぶり」
フンっと素っ気ない態度を取ったが野坂は構わず続ける
「このトゲもじゃやきそば雷おこしサンド、とても面白いね、後で西蔭用にトゲ大盛りで用意しようかな.....」
と皇帝らしくなく独り言をぶつぶつ呟いてる様子を見るとなんだか違和感と嫌悪感を覚え後を去った。
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作者名：森田 | 作成日時：2018年9月21日 23時
