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「そっか。ふくろうは人気なんだね。」
Aは言った。
「そうだよ。手紙も運んでくれるし。その次に人気なのがピグミーパフとネコかな。あとウサギも。その次がネズミ。まぁ、ヒキガエルよりマシってぐらいの扱いだけど。」
パーバティが言った。
「Aは日本とどうやって連絡を取るの？まさかふくろう便じゃないよね？」
パドマが言った。
「イギリスー日本間はさすがにふくろうが飛行できる距離じゃないよ。別の連絡手段があるんだ。」
Aは魔法陣を描いて見せた。
「これは魔法陣。物を召喚したり送ったりできるの。描くのが面倒だから、近年はあんまり使われないけどね。」
別の方法(例:式神、ホグワーツー魔法処間の電話等)もあるけどこれが主な手段かな、とAは言った。
「へー、すごいね！こんなの見たことないわ。」
パーバティが言った。
「綺麗ね。確かに描くのが難しそうだわ。……待って、召喚できるってことはネビルのトレバーも召喚出来るんじゃない？」
パドマが言った。
「そう言われればそうだね。やってみようか。」
Aは机の上に魔法陣を描く。
「T.R.E.V.O.R.(トレバー)っと。」
魔法陣を書き終える。
スゥーッと魔法陣が萎縮し、再び広がる。
ヒキガエルが、魔法陣の中心に召喚された。
「とりあえず捕まえて、ネビルにトレバーか確認してもらおう。」
Aはそう言うと、別の魔法陣を描いて家から虫かごを召喚し、トレバーを入れた。
「この子、身体が乾いているのが嫌で水を求めに行ったんじゃない？」
パーバティがヒキガエルを見て言った。
「そうかもね。カエルって皮膚呼吸をする生物だって言うし。ペット図鑑で読んだわ。」
パドマが頷く。
「じゃあ、水でもかけとく？」
Aは杖を出し、アグアメンティと唱える。普通の水噴射ではなく、霧状にして吹きかけた。
「これくらいでいいかな。」
シットリと湿ったぐらいでAは噴射をやめた。
「すごい、もう魔法が使えるのね！」
パーバティが言った。
「まぁ、ね。大したことはしてないけど。」
Aは言う。
しばらく待っていると、ハーマイオニー達が帰ってきた。
「トレバー！！」
ネビルが虫かごに入ったトレバーを見て嬉しそうに言う。
「トレバーであってる？なら良かった。」
Aは言った。
パーバティがAの魔法の一部始終を聞かせると、ハーマイオニーは「私も見たかった！」と残念がった。ネビルはありがとう、と礼を言った。
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絶対女王 - まあ…おもしろいわね*・-・* (2017年8月30日 19時) (
レス) id: 90241a2699 (このIDを非表示/違反報告)
ウルズ(プロフ) - ありがとうございます！ (2017年5月3日 15時) (レス) id: a66d03cf58 (このIDを非表示/違反報告)
レイア - とても面白いです。これからも頑張ってください！ (2017年5月3日 15時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 続編おめでとうございます！通知が来てとても嬉しかったです。アドバイスなのですが、改行を増やして見てはどうでしょうか？見やすくなります。更新応援しています！頑張ってください！ (2017年4月1日 17時) (レス) id: 382819f370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルズ | 作成日時：2017年4月1日 14時
