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「ねえ、ここってまだ空いてるかな？」
ガラッとコンパートメントのドアが開き、インド系の子2人組が顔を覗かせた。そっくりなのでどうやら双子のようだ。
「空いてるわよ。」
ハーマイオニーが答えた。
「じゃ、お邪魔します。」
2人はトランクを置くと、赤系統の服を着た子がハーマイオニーの隣に、青系統の服を着た子がAの隣に座った。
「私はパーバティ・パチル。」
赤系統の服を着た子が言った。
「私はパドマ・パチル。」
青系統の服を着た子が言った。
「私たち双子なの。一応、私が姉で妹がパドマ。よろしくね。」
パーバティが言った。
「私はハーマイオニー・グレンジャーよ。よろしくね。」
「僕はネビル、ネビル・ロングボトム。」
「私はA・サカキ。日本からの留学生なの。よろしく。」
各自自己紹介する。
「ホグワーツ急行、出発します」
アナウンスと共にガタン、と列車が動き出す。
「ホグワーツで何寮に入りたい？」
パーバティが話を切り出した。
「そうねぇ。1番はグリフィンドールかしら。だって校長のアルバス・ダンブルドアもグリフィンドールだし。レイブンクローも悪くないわね。頭のいい人が集まる寮。」
ハーマイオニーが言った。
「確かに、グリフィンドールはいいわね。勇気が信条だもの。レイブンクローも優秀って聞くし。」
パドマが言った。
「ハッフルパフはなぁ。人は優しいし悪くはないけど、あんまり優秀とは聞かないなぁ。スリザリンよりは悪くないけどさ。」
パーバティが言った。
「僕、多分ハッフルパフだよ。ホグワーツに入学できるか危うかったんだ。おじいちゃんなんて、入学案内が届いた時すっごく喜んでヒキガエル、トレバーを買ってくれたんだ。……すぐ逃げちゃうけど。」
ネビルはヒキガエルをポケットから少し出してすぐにまたポケットへしまった。
「ポケットに入れて押さえておかないと逃げちゃうんだ。……こうしていても逃げるときは逃げちゃうけどね。」
ネビルは困ったように笑った。
「Aは？何寮に入りたい？」
パドマがAに聞いてくる。
(いや、実はスリザリンって決まってるんですけど……。)
「あー、まぁ、どこでもいいけどみんなと一緒になれたらいいな。」
とりあえずこの場では満点であろう答えを返す。
「そう言えば、スリザリンの話を聞かないけどなんで？日本から来たからちょっと疎いの。」
Aは日本人であることを利用してスリザリンの印象を3人に尋ねた。
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絶対女王 - まあ…おもしろいわね*・-・* (2017年8月30日 19時) (
レス) id: 90241a2699 (このIDを非表示/違反報告)
ウルズ(プロフ) - ありがとうございます！ (2017年5月3日 15時) (レス) id: a66d03cf58 (このIDを非表示/違反報告)
レイア - とても面白いです。これからも頑張ってください！ (2017年5月3日 15時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 続編おめでとうございます！通知が来てとても嬉しかったです。アドバイスなのですが、改行を増やして見てはどうでしょうか？見やすくなります。更新応援しています！頑張ってください！ (2017年4月1日 17時) (レス) id: 382819f370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルズ | 作成日時：2017年4月1日 14時
