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持ち前のクールさでいつだって他人を寄せ付けなかった君が



メイド服の画像を手にケモノのような視線を送ってくる。



「できないの?なんでもするって言ったじゃない」



「う...。」



「まあできないって言っても着させるけど」



当たり前でしょ、と牙を向く君



やっぱりどんな表情も似合っちゃうんだなあ。



「あのね、もったいぶってても変わんないのよ


あんたが満たしてくれるんでしょ、私を」



何故彼女はかわいい顔でこんなことを吐かしてくるんだ...。



そもそもボクのメイド服に価値はないだろうに。



「それはボク、簡単にうんって言えないかな...。」



「は?」



「まずなんでメイド服なの?」



はあ、とさっきとは別のため息が刺さる。



「生憎男には興味ないのよ、私」

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作者名:百瀬らぶ | 作成日時:2018年10月20日 16時

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