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「…大倉?」
丸山の口を手で塞いだまま、いやいやと首を振る大倉の耳は真っ赤なままで。
「俺の話、しとったん…?」
そんな表情されたらそりゃその話の内容にかって期待するやん。
「…いやっ、えっと…はなし、してた…けど……」
「どんな話してたん?」
焦って言葉を詰まらせた大倉が、拗ねたように口尖らせて丸山を見る。
俺の目の前で、困り眉で丸山を見てる大倉が可愛くて、大倉の目線が俺に向いてないことも気にならんくらいやった。
…大倉って、こういう表情もするんや。
「おおくら?」
大倉が、ゆっくり自分の名前を呼ばれるのに弱いことは、分かってる。
それを利用してるのは悪いけど、そんなん話してくれへん大倉が悪いんやし。
「あ、ぅ……」
変な声を漏らす大倉が、観念したように俯いて蚊の鳴くような声で言葉を紡ぐ。
「渋谷さん、が…かっこいい、ってはなしを、ずっと聞いてもらってました…」
それだけ言い切って耐えられへんくなったんか、大倉が隣にいる丸山の肩をペシペシ叩いてる。
そんな丸山の前にあるのは、2つのどんぶり。
あの日も、丸山と大倉の前には2つのお盆があって。
それで大倉が俺と食べずに丸山と飯食ってると思ったんやっけ。
「丸山、は…飯、二人分も食うん…?」
「へ?…ああ、あの日は確か朝ごはん食べれへんくて、唐揚げ定食と…カレーも食べたかなぁ」
なんて、あっさり口にするもんやから。
全身の力が抜けて、自分の椅子に力なく座り込んだ。
自分の顔が熱くなってるのが分かった。
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神流(プロフ) - (名前)ゆーきゃんさん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません。甘々増し増しで仕上げていきます!笑 絶対、意地でも踏み込ませます!笑 (2018年11月28日 0時) (レス) id: 60db97eadf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆーきゃん(プロフ) - めちゃくちゃ二人の想いが高まってる今、グッと踏み込むしかないですよ!笑 続編、楽しみに待ってます!甘々増し増しで!! (2018年10月24日 12時) (レス) id: 9b0edcc515 (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - ヒィさん» ありがとうございます!続編でもふわふわ提供できるように頑張りますのでそちらも是非よろしくお願いします(≧∇≦) (2018年10月24日 11時) (レス) id: 04abcd0b9d (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - 516516516tさん» コメントありがとうございます(^^) 結局大倉さんより上手な渋谷さん流石ですよね笑 (2018年10月24日 11時) (レス) id: 04abcd0b9d (このIDを非表示/違反報告)
ヒィ(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく拝読してます。すばくら大好物にはたまらない!!ふわふわ可愛い綿菓子クンと綿菓子クンが可愛いくて可愛いくて仕方ないすばるに毎回癒されております。これからもかわいいすばくらをお与えください。末永く連載が続くよう願っております。 (2018年10月24日 0時) (レス) id: b383d18b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神流 | 作成日時:2018年6月14日 22時