姫と呼んで ページ35
川の水で顔を洗う
少し冷たいが気持ちがいい
さっきから感じる人の気配
ヨナ「いつまで付いて来るの?ハク・A」
A「ありゃりゃ…気づいてましたか…」
ハク「いや〜いつだったらうぜぇくらい傍から離れませんって約束した気がしたんで」
ヨナ「無事に戻って来なかったらでしょ?大丈夫よ気おつけるから」
ハク「待てよ…ヨナ……姫…」
ヨナ「ハクとAは私の事姫って呼んで」
2人「!?」
ヨナ「ユン達はいいの姫として出会ったんじゃないし仲良くしてくれて嬉しい
でも…お前達だけは…姫って呼んで……私が父上の
イル国王であること忘れないでいて
この国の誰が忘れていてもお前達だけは父上とその娘を忘れないでいて」
Aとハクが立て膝をつく
A「絶対に片時も忘れる事はありませんいつまでもお側に居させてください姫様」
ハク「アンタが閉じ込められた時陛下にお願いしたんですよ
連れて行くなってアンタを連れて行くなって
他には何も望まないからそれだけは止めてくれって」
A「ハク半泣きでしたもんね〜」
ハク「お前な…」
ヨナが泣き出す
ヨナ「ありがとう…2人共…」
A「ヨナ姫様………」
ハク「………アンタがイル陛下の御息女だって事
俺達はイヤって程知ってますよ」
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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2023年11月26日 21時