一緒に来る？ ページ27
A「そのリス名前は？」
青龍「アオ…」
A「いい名前ですね」
アオ「プキュ〜」
A「アオさん頰袋パンパンですね」
青龍「アオは…どんぐりが好きなんだ…」
A「そんなんですねぇアオさんさっき拾ったどんぐり食べますか？」
アオ「プキュ〜」
青龍「あ…ありがとう…どんぐり…」
A「いえいえ〜お気になさらず」
まだ彼は鈴を持っている
という事は仲間が出来ていないという事？…なら
A「一緒に来る？」
青龍「え…」
A「あ………私ったら…つい………きっとヨナ様に一回言われてますよねごめんなさい
でも言わせてください…一緒にここから出ましょう？
本来なら初めて会った時に連れ出せば良かったのに」
青龍「俺はもうここから出ては行けない…」
A「どうして？…………その目で人を殺したからですか？」
青龍「黙れ！」
青龍がAに刀を向ける
青龍「何故それを知っている…」
A「貴方に会いに行った日…村はもぬけの殻でした」
青龍「俺に…会いに来たの？…あの約束…覚えてたの？」
A「えぇ…覚えてましたよなのに
そんな大掛かりに引っ越しをするのは何かから逃げてると考えるのが妥当でしょ？
だからそうなのかなって思いました」
青龍「そうだだから俺は…ここからは…」
A「でもそれは村の人々を守ろうとしてでしょ？」
青龍「！？」
A「貴方がむやみに殺しをするとは思えないですしねだって貴方は心優しいですもの」
青龍「俺が…やさ…しい…いや…俺は優しくない…」
A「アオさんがそんなに懐いているのに？」
アオ「プキュ〜？」
青龍「アオ…」
A「アオさんはきっと分かっているんですね」
滝夜叉姫「Aそろそろあの岩壁やばいわよ」
A「分かっているねぇ青龍さんヨナ様達はどこに？会ったでしょう？」
青龍「ヨナ…？」
A「赤い髪の女の人ですあと白い髪の毛と女っぽい男の子です」
青龍「知ってる向こういった」
青龍さんが指をさした先はあの亀裂のはいった
いつ崩れてもおかしくない岩壁の方角だった
A「青龍さん！今すぐヨナ様を追いますよ！村の人々も避難させてください！！」
青龍「え……ちょ…」
A「あの方角の先の岩壁に亀裂が入っています！！いつ崩れてもおかしくない！！早く！！」
青龍「うん………危ない…！！」
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月26日 21時
