抱える思い ページ18
ユン「キジャ」
キジャ「ここには居ない」
A「そう簡単には見つかりませんね」
ユン「じゃあ…次はここから10里先の……」
ハク「そこは駄目だ…火の部族の訓練場になっている」
ユン「え?じゃあ…ここは!?」
ハク「そこは最近開拓されて……」
ユン「うわぁ…行ったらやばかったね…決まったよ!ちょっと歩くけど候補地は3つに絞れた
多分そこに里はある!意外と詳しいね雷獣」
ハク「まぁ…一応将軍でしたから各部族の変化や軍事には敏感なのよ」
A「って言っているこの人は私が集めた各部族の情報を勝手に見ているだけですけどね…何が敏感ですか?」
ハク「お前が集めた情報があってるのか確認してやっただけだろ!?」
A「頼んでませんけど!?あの時も勝手に資料持ち出して!
スウォン様に報告できなくてどれだけ大変だった……ごめんなさい」
ハク「俺の方こそ悪かった…」
A「私先に行ってますね」
ユン「え…?あっ、ちょっと!」
ヨナ「A!」
ハク「今は放っとこう…アイツが一番荷が思いはずだ…」
ユン「どういうこと?」
キジャ「ハク…一体Aはあの武器といい何者だ…」
ハク「武器の事は俺も知らないでも…アイツは元々姫さんの従者じゃない」
キジャ「何だと?」
ユン「えっ待ってどういう事?」
ヨナ「私やっぱりAの所に行ってくる」
ハク「アイツは…姫さんの父を殺したスウォンの従者だ」
キジャ「なんと…それはまことか?」
ユン「えっ待って理解出来ない…スウォンの従者なのにヨナといるの!?どういうこと!?」
ハク「俺も最初は疑った…でもアイツは確かに
あの日姫さんを助けただから俺はアイツを信じる」
ヨナ「A?」
A「!?ヨナ様…どうしてここに…」
ヨナ「心配で…」
A「ご心配おかけしました。もう大丈夫ですので…」
ヨナ「A…私には嘘は付かないで欲しい…」
A「!?」
ヨナ「私は皇女である前にAの良き友でありたいのだからもっと私達を頼って欲しい…」
A「ヨナ様…」
あー本当に私はこの人の事が大好き
ヨナ「駄目…かな?」
A「いいえ!とっても…嬉しいです!
これからもお供いたします…どこまでも!」
ヨナ「改めてよろしくねA」
A「はい!!」
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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2023年11月26日 21時