青龍の居場所 ページ17
ユン「青龍って白龍と同じく里があるの?それとも1人?」
キジャ「それが良く分からないのだ
各地にいる同胞からの情報だと青龍の一族は
昔地の部族の土地に隠れ住んでいたらしいだが
ある時を堺に青龍の里は忽然消え一族も行方不明になってしまったと」
ユン「消えた?でも滅びた訳じゃないないんでしょ?」
キジャ「目を閉じれば青き龍の鼓動を確かに感じる」
A「神官様も言って言っていましたよね?
白龍以外は移動しているってとなると
青龍一族は里ごと引っ越したと考えるのが妥当でしょうね」
ユン「キジャの示す方向は東北東火の部族の土地なら里が有りそうな場所は六ヶ所かな」
A「行ったことあるのですか?」
ユン「ないよでも…」
地図を見ながらユンは言う
ユン「こっちには彩火の都があるしここには商談の行き交う道や貴族の別宅があるからね
それ以上で目立たず人があまり来ないとなると
六ヶ所くらいに絞られるってこと」
ヨナ「ユン凄い!ユンって本当に何でも知ってるのね!」
ヨナがユンの頭を撫でる
ユン「坊や扱いしないでくれる?一つしか違わないのに…」
A「何照れてるんだが…」
ユン「照れてない!!」
ユン「よし野郎共!明日から本格的に青龍探しだ!
つー訳で…おやすみなさい……」
キジャ「おやすみって!え?!ここで!?」
ヨナ「おやすみ………」
A「おやすみなさい…………」
キジャ「ちょっ!?待っ!?」
ハク「うっせぇ白蛇」
キジャ以外は眠りについた
キジャ「へ?」
明朝
キジャ「げっそ〜り」
ヨナ「きゃあ!キジャ!綺麗な顔が大変よ!?」
キジャ「あ…お見苦しい所を……」
ハク「おい!背中に虫いんぞ!」
A「これは蜘蛛ですね〜!」
キジャ「へ〜嫌ぁぁぁぁ!!」
口笛を吹くハクとA
2人「♪〜〜!」
ヨナ「キジャ!待ちなさい!ハクとAの嘘だから!」
ユン「静かにしな愉快な珍獣共…いい?
これから人里にはいるんだから!
しかも火の部族の土地だから!目立つんじゃないよ!」
四人「はーい」
※ハク:元将軍
A:将軍.謎の武器
ヨナ :赤い髪の姫
キジャ:龍の爪
ユン「無理だけど…………」
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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2023年11月26日 21時