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誰? ページ34

声が聞こえる

大勢の人々の声

そこにいるのは誰?………スウォン?




ヨナ「!!!!」

「起きた?手疲れちゃったよ食べちゃって」

ヨナの口にオレンジをいれる男

ヨナ「ふぁれ?(誰?)」

ユン「俺はユンただの通りすがりの美少年だから
忘れていいよアンタ達こそ誰?
あの崖から落ちて生きてるなんてしぶといね」

ヨナ「崖…そうだ私…ハク…A…
ハクとAはどこ?!無事!?」

ユン「ハク?A?あ…一緒にいた二人ならそこに」

ヨナ「ハク!A!」

そこには寝ているハクとAの姿

ユン「2人共生きてるよ辛うじてね男の方は体に受けた毒は取り出した
胸に刀傷と全身打撲肋骨も何本かイってるし
出血多量であと少し治療が遅かったら死んでたね
 そんで…怖いのはその女の方」

Aの体は紫の『何か』に包まれていた

ヨナ「なに…これ」

ユン「俺にはわからないでもその女凄いよ
運んでる時には瀕死だったのにここに着いてから
自分で傷を勝手に治してるんだもんびっくりしたよ アンタらを助けた時もその紫の『何か』が3人を
包んでたしその女に助けられたんじゃない?
しかもこっちの男はあんたを庇うように倒れてたしね」

ヨナ「そうなんだ…」

ユン「アンタの事必死に庇って何、恋人?」

ヨナ「ううん全然」

ユン「あーなんか可哀想だね」

ヨナ「ここは…谷底?ここに住んでるの?」

ユン「まあね」

ヨナ「貴方は医術師?私人を探しているんだけど…」

「ユン君!ユン君!聞いてくれ!僕の話を聞いてくれ!」

ユン「ちょっと!もう…なんで泥だらけなんだよ!」

「みんなが幸せになれると良いなって天に祈りを捧げてたら滑って転んだんだよ〜」

ユン「面倒くさ…アンタ天に見放されたんだよ」

「ガーン!…………!!!」

ヨナ「…………………」

イクス「目を覚まされたんですね!良かったー!
どうもです僕イクスと申します!
ユン君の保護者みたいなものでして…」

ヨナ「あの…私は…」

イクスが泣き出す

イクス「ホントに…辛かったですね…」

ヨナ「いや…私は何も…崖はAやハクが助けてくれたから…」

イクス「いえ…!良く旅達の決心をされた!」

ヨナ「え…旅立ち?」

イクス「ましてやヨナ姫であろう御方が…」

ヨナ「ちょっと…何故私の事を…」

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作者名:鈴カステラ | 作成日時:2023年11月17日 16時

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