咆哮3 ページ30
滝夜叉姫を使い空へ舞ったA達
「すげぇ…」
「関心するな！雷獣は手負いだ！」
A「ハク少し休んでてください」
ハク「無理言うなお前も今のでだいぶ力を使った
だろうが」
A「………クソ雷獣…死なない程度にして
くださいね」
ハク「絶対にここから動かないでくださいよ」
ヨナ「ハク…お前…血が…」
ハク「返り血ですよ行くぞA」
嘘つき
A「えぇ」
ヨナ「そんな…！待って……ハク！A！」
カン・テジュンの前にヨナ姫が立っている
A「ハク！ヨナ様が！」
ハク「馬鹿野郎！動くなって言ったろ！なんで出てきた！？」
A「邪魔よどきなさい」
次々と兵を倒していくハクとA
ハク「あっ…！」
ハクが倒れる
A「ハク！しっかり」
まさかさっきの矢……毒矢！？
「今だかかれ！」
A「っち邪魔だと言う言葉がわからないのか！
滝夜叉姫！」
滝夜叉姫「いいの？これ以上は…」
A「黙れ！早く力を！」
滝夜叉姫「……………わかったわ」
体中に紋様が広がる
「何なんだ…この化け物！」
兵士達を一気に飛ばす
ハク「Aお前先に姫さんの所にいけ！」
A「でも…ハク貴方……」
ハク「姫さんを頼む」
A「……死なないでね雷獣」
Aはヨナの所に向かって走り出した
ヨナ「私は何も知らない姫だが……道理も分からぬ者の言葉に耳を貸すほど落ちぶれてはいない！」
A「姫様！」
ヨナ「A！」
ヨナ「……！！！ハク！」
A「ハクさん！？」
崖に追い詰められたハクの姿
ヨナ「A！ハクを！私は大丈夫だから！！」
A「…！分かりました…！」
A 「ハクさ…ん！！！」
ハクの手を握るA
ハク「何してる！姫さんを守れと…」
A「駄目…死なせない…貴方が死ぬと…ヨナ様が…悲しむ…私は死んでもいい…だから…ハクさん…
生きて…」
ハク「お前…」
「高華国屈指の武人 ソン・ハク将軍
ルイ・A将軍を討ち取れるなど何たる名誉！」
まずいハクの手を握りながら薙刀を振るうのは…
ヨナ「離れて！ハクとAから離れなさい！」
「姫…」
ヨナ「離れなさい！」
兵士に斬りかかるヨナ
「およしなさい！姫様は大人しく…」
テジュン「寄せ！姫を傷つけるな！」
「しかし………！？」
ヨナの目が紅く光っている
「こ、これがヨナ姫……」
兵士が下がっていく
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作者名：鈴カステラ | 作成日時：2023年11月17日 16時
